どうも雲が多めでスッキリ晴れてくれない今日この頃。
本格的な山に行ってもガスガスじゃな~・・・・ということでお手軽ハイクで絶景が拝める、近場の高原に繰り出してきました。
最近4年ほど勤めた工場から農家の手伝いに転進、休日も金曜と土曜に変わりました。
土日休みに比べれば平日の金曜が休みなので山には行きやすくなりました。
そんな金曜は土日なら激混みが予想される八島湿原と車山に行っておいて、2日目は美が原へ・・・
予想通り2日間とも雲が多めでスッキリとは晴れてくれませんでしたが、その分涼しさは満喫できました。
山登りとしては冴えない感じでしたが、エリア自体が半分観光地みたいなものなので、いつもこんな中途半端な気分で終わってしまうのもしょうがないかな。
この日は朝方に雨が降ったけどすぐに止んで、そのあとは回復基調の天気予報。
午後から高原に上がって、そのまま涼しいところに居続けるという算段。
まずは八島湿原、ここは土日だと激混みだろうと思い、平日に行ける日を狙っておりました。
結果的には全然空いてなくて、とくに中学校の戸外学習(?)で多くのキッズが来園してたのが誤算でした。
駐車場からすぐに八島湿原が広がっています。
やたらと広大な湿原ですが1時間くらいで1周できるようなので、とりあえず回ってみます。
湿原を歩く道は1部区間以外は木道です。
足元は非常にいいし、傾斜もほとんどないので、大した苦労もなく1周できます。
木道脇には様々な花が咲いていて、それらを愛でつつ歩いて行きます。
ヤナギランやハクサンフウロ、キンバイソウ、まだまだ咲いていましたが、花には詳しくないのでただ見るだけ。
どちらかというと湿原の広大な風景を眺めながら歩くのが好きかな。
そんなわけで1時間ほどで無事1周し、次の車山へ・・・
湿原から車山の肩へは日本有数の山岳ライン、ビーナスラインをドライブ。
この伸びやかな空間を運転するだけでもかなり気持ちいいものがあります。
車山の肩からは、ニッコウキスゲの大群落を横目にしつつ登っていきます。
日本離れした伸びやかな景観を眺めつつ、気持ちいい登高。
道は幅広でちょっと石がゴロゴロしてるけど傾斜は緩く、山登りとしては楽勝の部類。
駐車場から40分ほどで車山の頂上。
楽勝過ぎてなんの感動もありませんが、景色は最高。
いつの間にか立派なテラスが設けられていてちょっとびっくり。
ここの先端に立てばとんでもない絶景が楽しめます。
360度の展望が楽しめる車山ですが、やはり南面の眺めが素晴らしく、八ヶ岳と南アルプス、その間には富士山も望める・・・はず。
浅間山のほうも晴れれば素晴らしいんでしょう。
今日は肩の駐車場で車中泊なので、日が落ちるまで頂上にいて、移りゆく山の表情を心ゆくまで楽しむことが出来ました。
基本的には雲が次々に湧いては消える空模様でしたが、タイミング次第では富士山も顔を出してくれて・・・
ちょっと遠いので迫力不足は否めませんが、やはり富士山が見えるといいですねえ・・・
そんなこんなで頂上を後にしたのは7時を回っていました。
そのまま肩の駐車場で車中泊、夜はともすると寒いくらい。
山形村でも夜はそこそこ涼しいのですが、やはり高原の冷涼な空気は一味も二味も違いました。
翌日は美ヶ原へ・・・
朝の車山肩の駐車場、土曜日だけどまだまだ余裕の駐車台数でした。
やっぱり観光地だからか人出は遅め、これが三股や扇沢だったらこの時間では駐車するの厳しいだろうな・・・
車で道の駅「美ヶ原高原」まで移動してと・・・・
この駐車場からは浅間山と麓の町が一望できますので、多くの人が向こうの広場で絶景に見入ってますねえ・・・
さっそく準備して出発~。
それにしてもここって標高2000m近くの高原なんだけどゴテゴテと色んな建物が建ってます、美術館とか・・
まあ、美ヶ原だからねえ・・・
この日は歩き始めは雲が多めながら山々は見えてました。
駐車場からすぐにこんな眺めが展開、のびのびした高原の雰囲気を満喫しながら楽しく歩けます。
牧場では牛が長閑に草を食んでました。
途中からアルプス展望コースを辿りますが、この頃から雲が巻いてきてしまいました。
なんの感動も、大した疲労もないままに美ヶ原の最高点、王ヶ頭に到着。
まあ、ガスに覆われて何の展望もなかったので、ただ行っただけって感じでした。
晴れてれば360度の展望のはずなんですけどね。残念。
王ヶ頭ホテルのほうに移動して、ベンチでコーヒータイム♪
天気がよければ絶景を眺めながらの贅沢なひと時になるんですが、この日は湧き出る雲を眺めるのみ。
その分、陽射しがなくて涼しかったので、納涼ハイクにはなりましたね。
どうもね、美ヶ原のあたりって家から近いからか、天気が芳しくないときにダメ元でくることが多いので、いつも冴えないんだよなあ・・・
まあ、涼しいんでね、暑い時には結構来る機会が多いのです。
次はもうちょっといい景色拝みたいものです。
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