【爺ヶ岳】剱立山のパノラマ広がる絶景の稜線 2023/10/18(水)

山登り

今季1番のスッキリした秋空のもと、北アルプスの爺ヶ岳に登ってきました。
紅葉真っ盛りの扇沢に始まり、雪をかぶった剱立山連峰を眺めながらの稜線漫歩、穏やかな日差しに包まれ、まったり過ごした山頂、すべてが完璧な1日でした。

【爺ヶ岳】紅葉真っ盛りの扇沢から、剱立山のパノラマ広がる絶景の稜線へ・・

〈GPSログ

駐車場 
鉄橋(扇沢橋)の両サイド(第1駐車場)にあり、大きいほうが30台(登山口へは鉄橋を渡る)、小さい方(登山口の目の前)が8台くらい駐車可。
他に扇沢方向へ100mほど進むと第2駐車場があります。
こちらは40台ほどいけるかな。
この日は、朝6時半の時点で登山口の目の前は満車、鉄橋を渡った方は4割ほどの駐車率でした。
ひところの混み具合はようやく落ち着いたようですが、週末はどうなりますか。
最悪、鉄橋手前のスノーシェッドの出口にも8台ほどの駐車スペースあり。
扇沢まで行けばさらに大きな無料駐車場があり、有料も含めればなんとかなるはず。

トイレ
簡易トイレがありましたが、状態は確認せず(工事現場にあるやつ)。
扇沢まで行けば超快適なトイレあり(洋式水洗)。

扇沢橋から出発 6:30

爺ヶ岳に登る柏原新道は北アルプスのスーパーメジャールート。
さしものメジャールートの人出も、そろそろ落ち着いたのか、この日の登山口の駐車場は余裕でした。
扇沢橋から出発しますが、朝日に輝く対岸の紅葉に早くも心が弾みます。

蓮華岳

紅葉越しに薄っすらと雪化粧した蓮華岳が望めました。
これって何気に3段紅葉だったりして・・・

八つ見ベンチ 7:15

45分で八つ見ベンチに到着。
紅葉の扇沢に針ノ木岳が望める休憩適地です。

こうして見ると、山間の扇沢ステーションに紅葉がうわあ~っと押し寄せているかのようです。

道は2000mくらいから稜線に向かってトラバース気味に左上していくようになり、高度がなかなか上がらなくなります。
それでも、葉を落とした樹々の隙間からは、対岸の山肌に張り付いた紅葉が眺められ、楽しく登っていけます。
このあたりは夏にはないこの時期の良さです。

この日は天気が良く、稜線に出る前にも針ノ木や蓮華を眺めながら登れました。
久しぶりの、雲一つない文句なしの秋空です。

種池山荘 9:50

歩きやすい登山道を3時間20分、ようやく稜線に到着。
種池山荘はすでに営業終了してまして、トイレも使えませんでした。
ここで休んでもいいのですが、もうちょっと行くと剱岳が見えるので、ここはいつものようにスルーします。 

これこれ、今年も見ることが出来ました、種池山荘をバックに剱立山の絶景・・・・
いつ見てもいいなあ・・・
何度も何度も振り返りつつ、至福の稜線歩きが始まります。

鹿島槍

左手には鹿島槍の雄姿を眺めつつ・・
いや~、やっぱりいいな、この稜線は。

ついでに、最近降雪があった北アルプスですが、ここ数日の晴れで溶けたらしく、頂上の手前で少し出てきたくらいで、まだまだ全然問題にならないレベルでした。

爺ヶ岳南峰 10:40

素晴らしい展望の稜線歩きも爺ヶ岳南峰に到着してお終い。
ちなみに爺ヶ岳には3つのピークがあって、最高峰はこの先の中央峰なんですが、南峰のほうが広くて快適です。
見えるものも大差ないので、私はいつも南峰まででお終いにしています。
剱立山を背後にくまこもご満悦♪

鹿島槍

鹿島槍もいいねえ・・・
剱と鹿島、この2つの山が2大巨頭なんですが、まだまだ素晴らしい展望が残っています。

蓮華岳の向こうには穂高連峰も見ることが出来ます。
剱に比べると小さくて迫力には欠けますが、やはり槍穂が見えると満足度が更に上がります。

安曇野方面の眺望

もちろん安曇野平野の眺めも素晴らしく、八ヶ岳、南アルプスに遠く富士山まで。
なんとも贅沢な眺め。

今季最高の完璧な秋空、風もなく小春日和な山頂で、至福のひと時でした。

天気も山も最高の1日、シーズンにそうそう無いような完璧な山日和でした。
そして、そろそろお山の人出も落ち着いてきたのか、こんないい日だったのに混雑はそれほど感じず、登りも下りも快適に行動できました。
平日ということを差し引いても、かなり空いてきたなと・・・
夏だったら、そもそも朝6時だったら橋の駐車場に入れないしね。
やはり各地で冬の便りが届きだし、ライト層が減ってきたのが大きいようです。

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