【小遠見山BC】白馬五竜スキー場からのお手軽テレマーク 2024/3/11(月)

バックカントリースキー

大雪から1日おいての小遠見山BC。
昨日が休みだったらよかったのに・・・と悶々としながら小遠見山へ。

いやいやどうして、やっぱり雪質よりも天気でしょ、山は!
鹿島槍北壁から五竜岳へと連なるアルペンチックな景観に痺れました。
やっぱりいいわあ、鹿島槍は・・・

モナカになってやしないか心配だった雪も、昨日が寒かったおかげか、ちょっとしたパウダーでして、大過なく降りてこれました。
痩せ尾根部分は歩きましたが、一ノ背付近の緩斜面ではパウダー滑走を楽しめてよかった。

ここはスキーでは初めて足を踏み入れるエリアで、この近辺で遊べるところがあるかの偵察も兼ねてます。
結果、小遠見山までの尾根は痩せ気味で、ちょっと滑るには不向きかなあ・・
その側面も結構な傾斜で、滑りが達者な人向きと見ました。
私程度だと、見返り坂あたりで遊んでるのが無難という結論に達しました。
降雪後の見返り坂は楽しそうです。

【白馬五竜BC】大雪から1日おいて小遠見山へ・・凄絶な鹿島槍北壁の雄姿とまずまずな雪

〈GPSログ

駐車場
五竜スキー場の駐車場
ゴンドラに1番近い駐車場に停めれました。
ゴンドラとアルプス第4リフトでアプローチ

五竜スキー場のゴンドラでワープ。
朝イチは平日とはいえ結構並んでたので、10分ほど遅らせて8時25分頃にスイスイ乗車。

アルプス第4リフトの上 8:50

ゴンドラを降りたら、第4リフトに滑り込んでリフト乗車、標高1650mにワープします。
それにしてもいい天気。
風もなく、まだ歩いてもいないのに暑いくらい、さっそくアウターをザックにしまい込んで出発です。

ここはスキーでは初めて足を踏み入れるエリアで、この近辺で遊べるところがあるかの偵察も兼ねてます。
結果的には、この目の前の斜面が見返り坂なんですが、ここで遊んでるのが1番良さそう、という結論でした。
小遠見山までの尾根は基本的には痩せ尾根で、その側面も結構な傾斜があって、滑りが達者でないと楽しめないです。
見返り坂は木が密な感じですが、入ってみれば充分滑れるスペースはあり、降雪直後で雪が良ければ楽しく滑れそうな感じでした。
天気が荒れててもすぐにスキー場に戻れるので、安心です。
ザラメの時期まで雪が持ってくれたらいいなあ・・

見返り坂の上 9:10

昨日は降雪後の日曜日、当然トレースばっちりで、難なく見返り坂の上に立ちます。
振り返れば白馬バレーの向こうに頸城山群、その左に目を転じれば、白馬三山から唐松岳のパノラマが展開します。
いや~、なんとも凄い景観に囲まれながらの登りで、素晴らしいの一言。

一ノ背髪 9:30

一ノ背髪まで上がると、五竜岳が姿を現します。
長大な遠見尾根の先に鎮座する神々しい姿・・・いいねいいね~。
鹿島槍は、この先の小遠見山へ続く登路が邪魔してて見えないんですねぇ・・・
早く見たくて、ついつい先を急いでしまうな・・

小遠見山からの鹿島槍北壁 10:15

リフトトップから1時間半、小遠見山に到着。
トレースばっちりだったので、大して疲れることもなく登れました。
なんといっても鹿島槍北壁の絶景が素晴らしいです。
いつまでも見てられる、凄絶な山容に圧倒されます。
この光景が見たいから、天気が良ければ小遠見山まで来たくなってしまうんです。

さて、お楽しみの滑降ですが、山頂から一ノ背髪までは比較的傾斜が穏やかで、私でもなんとか滑って下りてこれます。
雪も癖のないもっさりパウダーで、変に色気出してターンなんかしなければ充分滑ってこれました。
一ノ背髪では北西面にちょっとした緩斜面があったので、ステップ板で何度も滑って登って滑って登って・・・・パウダー滑走を楽しんじゃいました。
う~ん、五竜と唐松に向かって滑り込むこのロケーション、なんとも贅沢な瞬間です。

降雪から丸1日経ってたので、雪が心配でしたが、昨日が3月にしては低い気温で終始してたので、ぎりぎりで雪が生きててくれたようです。
これがラストパウダーか、はたまた・・・
もうね、いい加減ザラメが滑りたいんですがね。

一ノ背髪から見返り坂までは痩せ尾根状が続くので、びびって板を外して歩き。
北側の側面をトラバース気味に行けないこともないですが、傾斜が結構あるので怖いです。
まあ、歩きのほうが、この素晴らしい景色をゆっくり眺めながら進めるので、こんな天気の日はいいものです(負け惜しみ)。

見返り坂からは再び板を履いて、最後のツリーランを楽しんでこの日は終了。
うん、ここで充分楽しめるね。
これからは天気が芳しくなければ、見返り坂バックカントリーでいいね。
願わくばザラメの時期まで雪があるといいなあ・・・

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