【一条工務店】太陽光発電 入居後1年間の発電量と売電収入!シミュレーションとの比較も

太陽光発電と電気料金

2020年1月下旬に一条工務店の平屋に引っ越して早くも1年。

先日は1年間の電気代をまとめて整理し、一条の家の省エネ具合を検証してみました。
なんとも太陽光が無ければ「トホホな結果」でしたが・・・
(※興味ある方はこちら↓)

今回は、そんな我が家の頼れる太陽光発電の発電実績を1年分振り返り、あわせて事前のシミュレーションとの比較もしていきます。

売電収入っていかほど?シミュレーションってマトモなの?そんな疑問に少しは答えられたら嬉しいです。

結論から言うと、14.07KWの太陽光パネルで

発電量は年間19,945kWh、月平均1,662kWh

売電収入は年間284,791円、月平均23,733円でした。

太陽光を載せるのに約260万円かかっているので、単純計算で10年くらいで元が取れる感じ。
まあ、パネルの劣化やメンテナンスもあるのでそんなに上手くいかないだろうけど、出だしは好調といっていいようです。

気になるシミュレーションとの比較ですが、12%ほど多く発電していました。
シミュレーションは厳しめに出しているはずなので、まあ妥当なところ。
本当は初年度ということで、もう少しプラスになると期待してたんですけど・・・2階建てに囲まれた平屋だから仕方ないか。
とりあえず「シミュレーションが全く的外れ」ということはなさそうです。

ともあれ、もう少し詳しくみていきたいと思います。

我が家の太陽光発電設備

はじめに我が家は周囲を2階建てに囲まれた21坪の平屋です。
こういう条件ですから、太陽光を載せても充分な発電量が得られるか不安で、かなり逡巡したものです。
(※その時のことも記事にしていますので興味ある方はご覧ください↓)

ということで発電量に関しては2階建ての家より若干劣ります。

くまこ
くまこ

2階建てにすれば良かったのに・・・

太陽光発電設備

  • 発電容量:14.07kW
  • 屋根方向:南(0°)
  • 屋根傾斜:3.5寸 (21坪の平屋)
  • 売電単価:1kwh当たり14円+税金分=15.4円(2019年度の料金適用)
  • 売電方式:余剰買取(売電価格20年固定)
  • 太陽光設置費用:263万円(税込)

住んでから1年間の発電量とシミュレーションとの比較

それでは少し詳しく月ごとに見ていきます。

下図はシミュレーションと実際の発電量対シミュレーション比と松本地方の天候をまとめたものです。

ひと月平均でシミュレーションでは1479kWhですが実際は1662kWh、率にして12%越え
初年度ということもあり、まずシミュ割れはないと思っていましたが、実際大丈夫だったのでひと安心です。
また、松本の天候も日照時間で見る限りほぼ平年並み、極端な天候不順の年でなければまずまずの発電量は確保できそうです。

発電量をグラフにするとこんな感じ。

だいたいの月でシミュ超えしていますが、7月と1月は残念ながら及ばず・・・
この月は松本の天気も悪かったようで、日照時間も平年並みとはいかなかったようです。
天候とシミュレーション比の関係をグラフで見ると・・

松本地方の天候との相関関係が見て取れます。

天気が良ければ多く発電し、悪ければそれなり、当たり前ですがこのことが確認できると思います。

住んでから1年間の売電収入

それでは1年間の売電収入です。

年間で284,791円、月平均23,733円でした。
この他に発電量から売電量を引いただけの電力を自家消費していますので、経済的なメリットはもう少し増えますが、なんせその分はお金としては帰ってこないのでこの際考えないでおきます。

冒頭で述べたようにこのペースでいけば10年と経たずに設置費用を回収できそうな勢い。

このまま調子よくいって欲しいものです。

まとめ

ようやく1年分の発電実績が揃い、この記事が書けました。

まあ、我が家としては「2階建てに囲まれた平屋」、果たしてシミュレーション通りに発電するかが1番の懸案事項でした。
この点でまずまず満足のいく結果で何よりでした。

こうして見るとシミュレーションはマトモだし、「晴れれば良く発電し、曇ればその逆」っていう当たり前のことを確認したに過ぎないようですが・・・

何もしなくても毎月2万円近くチャリンチャリンと振り込まれるのですから、現状では太陽光発電を搭載して良かったと思っています。

果たして10年後にめでたく投入資金回収となるか・・・

それまでは本当のところは分からないんですけど。

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