移住前にしたこと

移住

こんにちは、kojiです。

2016年12月に長野県に移住してきました。現在は松本市の近郊、山形村で暮らしています。

移住当時40代のフリーター夫婦が、いかにして憧れの信州に移住したのか、出来る限り思い出しながら書いていこうと思います。

信州になぜ来たかというと、山とかスキーが大好きだからです。

同じような方、また他の理由でも信州や他の地方への移住を考えている人に、少しでも参考になれば幸いです。

今回は、我々が移住を成功させるうえで1番の助けとなってくれた、茅野市の移住体験住宅に入居する前のことを紹介いたします。

移住前日譚といった感じです。

憧れはあるんだけど、どうすりゃいいんだ?

夫婦共に山好きとあって、長野へ移住したいとは常々思っていました。

でも具体的にどうすればいいのか。                ^

仕事は? 住まいは? 

東京で仕事しながら、長野県での就活が出来るとは思えず、仕事が決まらなければ住むところも決められない。

または、住むところが決まらなければそこでの仕事も決められない。

移住しようとする現役世代にとってはもどかしく悩ましい問題ですよね。

当然私たちもその問題に悩みましたが、その中で、いくつかの活動をしました。

ただ、改めて思い返すと、我々の場合は仕事を辞めて茅野市に来るまでは本気の活動は何一つとしてしてこなかったなと・・・。

いくつかの要因があると思うんです。

子供がいないこと。

両方の両親共に健在で、且つ今は死語になりつつある中流階級と言っていいくらいの経済力はある。

夫婦共に定職につけず、そのくせ好きなことは優先してきたこと。

それ故に一般的な生活レベルが低くてもそれなりになんとかなるので、就職先に求めるレベルがおよそ40代のいい年こいたオッサンとしては低すぎること【あえて言おう!カスであると!(古いか?)】等。

う~む、妻の目が冷たいな・・・

人それぞれで抱えているものも、家族構成も、目指す生活レベルも違うと思います。

あくまで私の書いていることは私の場合はこんな感じだったということを紹介することに留めています。

でも、質問、ご意見等あれば問合せ欄にドシドシお寄せください。自分の体験で答えられることであれば余すことなくお答えします。

佐久市の移住体験住宅に夏と冬2週間ずつ入居

まずは本格的な移住の前に、暑さと寒さを実際に住んでみて体感しておこうと。

当時、佐久市も移住候補地の1つだったので、こちらの施設は我々には当にうってつけで、気候的には十分適応可能、且つ、やはり夏は夜の涼しさが有難いことを実感しました。

やっぱり移住しかないよな、と心に強く誓いましたね。

また、空き家バンクというサイトに、1000万円以下で買える空き家が多く載っているのを見て、こりゃあ良さそうな空き家を買って住む所を確保してから、仕事を探せばいいのでは・・・とも考えていました。

そのことを、この移住体験住宅の世話人の方に話したところ、

「まだ若いのだから、性急に家を買うのではなく、まず賃貸でくらしてみて、色々の事情を分かったうえで家を買ったほうがいいのでは。家買っちゃうとそこから動けなくなるから」

とアドバイスされ、浮ついてた気持ちが少し締まったことが印象に残っています。

しかし、2週間程度の滞在ではなかなか就職活動までは手が回らず、もう少し居たい、せめて1か月は・・・と思いましたね。

長野市の賃貸物件を物色に

佐久でアドバイスされたこともあり、今度は長野市で賃貸アパートの相場や周辺環境を見たいと思い、不動産屋巡りをしてみました。

長野市を選んだのは、県庁所在地だし、仕事も探しやすいと思ったからです。

いくつかの住んでみたいと思ったところの物件を不動産屋さんにピックアップしてもらい、実際にその場所に行ってみました。

ただ、長野は好きだけど、住むとなると今まで縁もゆかりも無かった場所なわけで、なんとなく雰囲気だけ感じて終わってしまった気がします。

やはり、ここで住む、仕事をしていくんだっていう強い決意と具体的な行動が伴わないといつまでもふわふわとした憧れだけで終わってしまう・・・そんなことを強く意識して帰京したのを憶えています。

ついに移住計画が動き出す!!

そんな感じのふわふわした気分を一掃し、移住への決意と、行動が一気に加速したのが茅野市の移住体験住宅への申し込みでした。

(残念ながら先ほどの佐久市と、この茅野市の両体験住宅共、この度の新型コロナウィルスへの対応で、しばらく入居募集は停止するとのことです。)

佐久市、長野市の経験もあり、縁もゆかりもない土地で就職活動をし、住む所も探すとなると、せめて1か月以上は腰を据えて滞在したい。

そんな時に茅野市の移住体験住宅が、この手の施設の中では破格なほど長期間貸し出ししてくれているのを知り、早速申し込みました。

内容としては2016年の12月下旬から翌年2月下旬まで。

その期間、なんと2ヶ月です。

幸運なことにその後、3月の申し込み者がいなかったとのことで、もう1か月足されて3ヶ月も借りることが出来たのです。

このチャンスを逃す手はない。

茅野市との話がまとまった時点で、2人共、当時の仕事【設備管理(私)、宅配便(妻)】を辞める決断をしたことは言うまでもありません。

3ヶ月もあれば仕事も決まるだろうし、仕事が決まれば自ずと住まいはその近くに決まる。

それでしばらく暮らしてみて、不都合があればその都度変えて理想的な形になっていくようにする。

2016年12月、そんな青写真を携えて、茅野市へ乗り込んだのでした。

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