いよいよ移住生活スタート【茅野市の移住体験住宅に入居しながら職探し】

移住

こんにちは、kojiです。

前回の記事、茅野市の移住体験住宅に来る前からの続きになります。

結果的には、この移住体験住宅 (少し長いので今後は体験住宅と記します) を活用出来たことが、私たちが信州へ移住出来た1番の要因となりました。

今回はこの体験住宅を拠点に仕事を探した体験談です

信州に限らず地方に移住しようとする人にとっての1番の気がかりは、行った先で満足な仕事に就けるのか、という点だと思います(あくまで一般的な勤労者の場合ですけどね)。

私たちもこの点でなかなか移住へのステップを踏めなかったことは前回もお話ししました。

私たちの場合は、この茅野市の体験住宅に3ヶ月入居出来ることが決まった段階で仕事を辞める決断をしました。

そしてこの3ヶ月の間に仕事と住まいを決めてしまおうと決意しました。

茅野市がその最初の足掛かりとなってくれたわけです。

体験住宅利用の利点

1.ハローワークを活用できる

幸運なことに3ヶ月もの長期に渡って滞在出来たので、諏訪のハローワークに求職登録することができました。

失業保険の手続きもこちらでやってくれました。

ハローワークには私でも出来そうな求人がいくつかありましたので随分気が大きくなりましたね。

実際、ここで見つけた求人に応募し、採用されたことで信州への移住が実現しました。

2.長く居ることで本当のニーズが見えてくる

やはりある程度の期間住んでみると、最初の印象と住んでみての印象が変わってくることは普通にあることだと思います。

最初はこの辺に住みたいな、と思っていた場所がイマイチな感じになったり、意外な場所に魅力を感じたり・・・

私たちにとっては茅野市がまさにそれでして。

大変お世話になっておきながらなんですが・・・私たちにとっては塩尻峠以南はちょっと無理って分かってしまったり・・・

こんなことも住んでみないと分からないことです。

茅野市・・・毎日八ヶ岳がきれいに見れてすんごく良い所なのは間違いありません・・うちのニーズには合わなかったってだけです・・・スマン

3.思いついたらすぐ行動出来る

例えば東京に住んでるとして、信州で魅力的な求人を見つけたとします。

すぐに応募できますか。ちょっと難しいですよね。

私もしょっちゅう長野県の求人を眺めては、いい求人あるのになあ・・・と指をくわえてやり過ごしていました。

そもそも東京にいる人間に企業側がまともに向き合ってくれるのか。

採用する側の立場に立てば、そんな遠い場所から応募されてもね・・・ってなりますよね。

もちろん私がバリバリのキャリアで、引く手あまたの人材ってんなら話は別でしょうけど。

でも、体験住宅に入ってしまえば、もうこっちで居を構えているんですから。

自信をもって本気だ、とアピール出来るってもんです。

良い求人があったり、手頃なアパートを見つけたらすぐ見に行ける。

これが決定的に有利な点だったと思います。

私の転職歴

転職活動を書いてる人間の職歴が分からないと今ひとつ説得力に欠けると思いますので書いておきますね。まあ転職多いですよ。

移住前に就いていた主な仕事は・・・

清掃(ビルの窓掃除)・・・3社で通算10年くらい

交通誘導の警備員・・・1社で2年くらい

旅行添乗員・・・1社で1年くらい

ビルの設備管理・・・2社で通算6年くらい

こんな感じです。自分でも相当適当な奴って思いますね。脈絡全然ないだろって。

直前まで就いていたのが設備管理でして、移住直後真っ先に探し、一応の就職までたどりついたのがこの分野でした。

こんな経歴でもなんとかなるもんです。しかも当時43歳だったかな。

しっかりとした仕事を何年もやってきたって人なら、こっちに来ても同様な仕事はあるとおもいますよ。

よっぽど特殊でなければ。是非トライしてもらいたいです。

ちなみに妻は、ここ5年程ヤマトの宅配をしてたので、落ち着いてから郵便局の配達員(準社員)をしれっとゲットしてきました。

心は茅野から塩尻峠以北へ・・・

1.最初は茅野市で職探し

当初は茅野市に移住する気満々だったので、まずは諏訪のハローワークに求人登録し、併せて茅野市のホームページで紹介されている人材派遣会社ミットにも登録しました。

ハローワークの職員さんも、ミットの担当者さんも親切に対応してくれて、いくつかの求人案件を紹介してもらえました。

その中で、直前の職が設備管理でしたので、それらしい案件であったあるホテルの求人に応募しました。

しかし、この間に私たちの方で、茅野市ではなく、もう少し北、少なくとも塩尻峠より北に住みたいというふうに気持ちが変わってきてしまっていました。

2.茅野のホテルで内定もらったが・・・

そのホテルは茅野市街から白樺湖のほうへ30分程登ったところにある老舗のホテルでした。

もうその頃には8割方このホテルへの就職は無いなと思いながらの面接でした。

内心では茅野に来てそんなすぐには採用されないだろう、ここは練習だと割り切っていましたね。

面接では、東京からの移住者であること、仕事が決まれば即永住する気であることを強調しました。

また、相手方が求める職業能力については、今までの経験を生かせるので問題ないと、ここは強気でいきました。

意外なことに面接は良い感じで進み、こりゃ採用間違い無いなと確信するほどでした。

案の定、面接から数日でホテル側から採用の通知がきてしまいました。

思いがけず茅野に来てから最初の面接で採用されてしまい、俺って凄いなというよりは、いやいや、よっぽど人手不足なんだろうなと思ったもんです。

地方の人手不足はなかなか深刻なのだと実感します。

こちらのホテルも是非私に来てほしいという感じでした。私ごときに・・・

今回、どうしても塩尻峠以北に移住したいと心変わりしてしまい、せっかく内定いただいたのに蹴る羽目になってしまい本当に申し訳なかったです。

3.塩尻峠以北に絞る

せっかくもらった内定を断ったのは、私たちの移住候補地が塩尻峠以北に変わったからです。

その理由は単純で、私たちの移住目的であるスキーが出来る所に近いから、というものです。

スキーをしない人にはなかなか分からないと思うんですけど、一口にスキーと言ってもその時の雪質によって滑り味というものが全然違うんです。

雪質のよさ(要するに粉雪)でいえば、この辺だとやはり白馬方面ということになります。

茅野はその辺で不利なんですね。何度か茅野から白馬にスキーに行ったのですが、塩尻峠を越えて白馬までとなると結構な労力を使います。

もちろん高速を使えばかなり楽なんですが、せっかく長野にきたのに毎週高速使ってスキーに行くのは嫌だなと。

ここの所は妥協したくなかったので、移住先を塩尻峠以北、具体的には塩尻市、松本市、仕事があれば安曇野市が最高!に絞り、改めてハローワークで仕事探しをすることにしました。

次回塩尻へに続く・・・

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