根子岳バックカントリー【唐沢尾根(2000mまで)】 2021/3/14(日)

バックカントリースキー

昨日は雨の中、栂池周辺でスキー。
標高の低いところはもうすっかりザラメの季節、雨もまたヨシを実感。

今日は迷ったのですが、ここのところ毎週栂池で少々飽きてきたのもあり、根子岳に行ってみます。
昨日の雨が「標高の高いところは雪でパウダー」、「低いところは雨でザラメ化促進」と、いいことばっかり考えて決めました。

今回のルート 奥ダボススキー場から唐沢尾根(2000mまで)

【根子岳】
奥ダボススキー場(8:25)~牧場(8:50)~牧場終了(9:55)~2000m地点(11:00)~小屋裏斜面(11:15-12:45)~唐沢尾根(12:52)~牧場(13:05)~ゴルフ場(13:40)~奥ダボススキー場(13:43)

奥ダボススキー場の駐車場からゴルフ場を登って牧場へ。牧場を緩く登って2000mくらいまで。この日は強風のため頂上はパス。避難小屋裏の斜面で遊んだあと唐沢尾根に戻りました。

【駐車場】奥ダボススキー場。外にトイレあり(24時間使用可は不明)。

根子岳バックカントリー(唐沢尾根)

スキー場の隣にあるゴルフ場を登っていきます。
この時点で8時25分。風がありかなり寒いです。
雪緩むといいなあ。

ゴルフ場を20分ほど登っていくと牧場に出ます。
鉄条網が手強く板を脱いで突破。

牧場に出てしまえば緩く広大な斜面が目の前に。
こりゃあ帰りが楽しみだ。

牧場を1時間強で抜け、ルート中唯一の密林地帯へ。
少し嫌な区間ですが抜けるのに15分ほどですか。

密林を抜ければもう最高の景色が展開します。

どこなのか知りませんがまさに「日本のダボス」。

後ろを振り返れば北アルプスの屏風、眼前は根古岳のたおやかなお姿。

毎年来たくなる光景。
これまで何度も来てますが、およそ飽きるということがない。
今日も最高!

くまこ
くまこ

栂池でもそんなこと言ってたよね・・・

標高1950mでツアーコースに一旦合流。
唐沢尾根は私たちともう1組だけでしたが、ツアーコースは結構来てますね。
どっちでもいいんですが、なんといっても唐沢尾根はリフトを使わない分無料、そのうえバックカントリーをスキー場基部まで楽しめるのが魅力です(雪が悪ければその分最悪ですが・・・)

ツアーコースは風が強く寒いので元の方向に戻ります。

この日は標高2000mが最高地点。
頂上は寒そうなのでパス、もう少し暖かくなったら再訪ということで。

さっそくシールをはずして滑ります。

いきなり最初のターンでこける。
堅い雪面に昨日の雪が薄く乗ってて難しい雪でした(旅クマ基準)。

くまこ
くまこ

Kojiヘタクソ~

尾根筋は難しいので小屋裏の斜面に寄り道してみます。

こちらも堅いのは一緒ですが少しは勝負になる感じ。
ここでしばらく遊んでいきます。
景色もよく最高のゲレンデ。

「登りと滑りがシームレス」なテレマークのステップ板。
何度も「滑っては登って」を楽しみます。

1時間ほどこの斜面で遊んで、飽きてきたので唐沢尾根に戻ります。
牧場のメローな斜面に期待が高まります。

少しトラバース気味にゆるく上がって

唐沢尾根の特徴的な岩に出ました。
いつの間にか根子岳がすっきりと姿を現しています。
こうして見ると傾斜といい樹間といい、つくづくスキー向きの山ですね。

ここから牧場までしばらくは樹々がうるさい区間。
斜め横滑りキックターンで降りていきます。

待望の牧場に出ましたが嗚呼なんたることか・・・雪は最悪。
傾斜がないからと舐めてかかったら速攻撃沈。

いわゆるモナカ雪
柔らかい雪を数㎝の氷の層が覆っており、これがスキー板にひっかかりまくる。
こうなるとボーゲンとキックターンで降りるしか手はなく、最悪それもかなわず板を外したことも。
今回はなんとかボーゲンで降りれるレベルで良かった。

このルート最大のお楽しみは露と消えましたが、まだ天気がいいので結構気分よく降りてこれました(太ももはパンパンですが)

ボーゲンでゆっくり降りてきた割にはあっさりと降りてこれました。
腐ってもスキー、やはり機動力はハンパないですね、下山開始1時間で駐車場です。

余談ですがスタート地点のゴルフ場が今回1番の雪質でした。
溶けたザラメ雪の表面が、吹き付ける強風で薄っすら氷化するフィルムクラストってやつ。
さっそくBCクロカンを引っ張りだして牧場のウップンを晴らしたのは言うまでもありません。

【根子岳BC】唐沢尾根をテレマークスキーで。お楽しみの牧場滑りはモナカ祭り、バックカントリーの洗礼を浴びてきました~。

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