【放山BC】シャルマン火打からのお手軽BC 2023/2/22(水)

バックカントリースキー

寒気が入って降雪があった翌日、天気は快晴、焼山北面の絶景を拝みに放山に行ってきました。
シャルマン火打から1時間ほどで到着するお手軽な山ですが、見える景色は一級品、日本離れした荒々しい焼山北面の絶景を堪能しました。
滑りに関しては、北側の斜面にはパウダーが保持されてましたが、スキー場トップに戻る尾根は日当たりが良すぎてあまり楽しめる雪ではなかったです。
キックターン混じりでゆっくり降りてきました。
滑りは今一つでしたが、焼山の雄姿をたっぷり楽しめてよかった。

【放山BC】シャルマン火打からのお手軽バックカントリー 日本離れした焼山北面の凄絶な絶景

〈軌跡

【駐車場】シャルマン火打。スキー場なので特に問題なし。

【アプローチ】クワッドリフト1回券(500円)。下りも使えるみたいでした。登山者への配慮と思われます。

【登山届】センターハウスのレンタルショップに提出(用紙もあり)。リフトトップのパトロールにも声をかけるように言われたのでそのように。下山時もパトロールに声かけ。

シャルマン火打クワッド乗り場 8:15

なにしろ降雪の後ですから、どんなに混んでるかと気をもんでいたら、あら拍子抜け。
8時半出発のクワッドリフトには行列もまばら、最近は栂池のゴンドラばかり見ていたので、こちらの空きっぷりにビックリです。
なかなかの穴場だなシャルマン。

リフトトップ 8:50

リフトトップのパトロールに一声かけてから出発。

レストランの脇からまっすぐにちょっと降っていって、そのまま尾根は行かずにすぐに右手の沢状に一旦下降します。
下りスタートなのでまだシールはつけていません。
スタートから焼山が見えていて、いやが応にも期待が盛り上がります。
待ってろよ~、もっと近くで見るからね~!

沢状を進んでいくと、じきにちょっと広い場所に出て、ここでシールを貼ってから登りに入ります。
今日は我々が1番乗り、久しぶりのフルラッセル。

まだ若いブナ林ですが、樹間もそこそこあり、なにより傾斜が緩めなので滑るのは比較的容易な山です。
雪も今の所は軽めのパウダーで、今滑ったら結構滑れそうなんだけど・・・
「今日は天気がいいんで頂上まで行きたい、だけどその間に雪が腐ってしまうな~」、なんて葛藤に苛まれながらの登高。
天気が悪ければ、このいい雪と斜面をさっさと楽しむんですがねえ・・・

登るにつれてブナには霧氷がついて綺麗のなんの。
太陽に照らされてキラキラ光る霧氷、そしてそんな霧氷ロードをスキーを履いて歩いている幸せ。
いいねいいね~。

頂上が近くなって周囲はスッキリ、青空に霧氷が映えてなんとも綺麗。

放山 10:05

頂上には1時間ちょっとで到着。
こんなにお手軽なんですが見えるものは最高級。
くまこの後ろに見えているのは焼山とその北面台地、その左には火打山、日本離れした荒々しく凄絶な絶景が目の前に展開します。
いつまでも見ていたい光景です・・・

この日は天気予報通りの快晴、風もなくポカポカと春のような陽気で、心ゆくまでこの絶景を楽しむことが出来ました。

お楽しみの滑降はというと・・・
最初こそ北面を滑ってたのでパウダーでしたが、気持ちいい区間は長続きせず・・・

元々、この山は斜面が波打ってて、滑るのは我々には難しいんですが、この日は朝から快晴だったので雪が腐るのも早く、スキー場に戻る尾根は既にターン不可能(我々には・・・)になってしまってました。
それでも下っていく尾根沿いで、北側の斜面にはまだまだいい雪が残っていたので時々は遊びつつ、基本的にはキックターンで方向転換をしながら下ってきました。
MIHOさんはそうやって下ってきたので、今回は転倒ゼロ、私のほうは結構ターンを仕掛けては転んでいたので馬鹿だなあと・・・
まあ、これだけお手軽なお山ですから、色々試しながらってのもありますがね。

そんなわけで、滑りは今一つでしたが、焼山の絶景を、それも真冬の綺麗なお姿をじっくりと堪能出来たのですから、大満足の一日になりました。

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