光陰矢の如し。
一条工務店で家を建ててから早くも1年が経ちました。
「一条工務店の家って超性能を謳ってるけど電気代安くなるかな?」という方、電気代については実際住んでみないとわかりませんよね。
私たちも「多分安くなるんだろうな・・・」と期待していましたが、本当のところいくらになるか見当もつきませんでした。
これで1年間実際に住んでみての電気代のデータが揃ったので、一旦整理してみたいと思います。
あわせてアパート時代の光熱費との比較もしてみました。
※入居してから半年間の電気料金についてまとめた記事もあります↓
1年間の電気代(2020年2月~2021年1月)
〇1年間の電気代総額
2020年2月から2021年1月の電気代は98,601円でした。
オール電化のため光熱費といっても電気代のみです。
一方で前々年同期間のアパートの光熱費(電気ガス代)は160,466円。
その差額は61,865円。
ひと月あたり5000円くらい安くなりました♪
月ごとの電気代とアパート時代の比較
もう少し詳しく月ごとの電気代とアパート時代の光熱費をグラフにすると・・
こんな感じ。
住んでるところが長野県ということで、寒くなると床暖房を入れるので差が少なくなり、暑くなると差が大きくなる結果に(アパート時代はエアコン多用、今はほぼ稼働ゼロ)。
いずれにせよ全ての月でアパート時代より安くなってるのは確認できます。
ただし我が家の場合、太陽光発電の余剰売電が絡んでくるので実際の消費電力量が電気代に100%反映されません。
その点を考慮しないと、ぬか喜びで終わってしまいます。
余剰売電方式の場合の注意点
1年間を通してアパート時代より月平均で5000円、率にして39%も安くなったので思わず小躍りしたくなるような結果でした。
しかし冷静に考えてみると太陽光の余剰売電方式、晴れた日は昼間の電気代は請求されることがありません。
この点は家の省エネ具合を測る際に充分考慮する必要があります。
安くなって当たり前なんです。
そこで敢えて太陽光発電がなかった場合も考慮して改めてデータを検証してみます。
我が家の電力契約と太陽光発電設備
まずは我が家の電力契約と太陽光発電設備に関して。
〇電力会社との契約
中部電力のスマートライフプラン。
夜10時から8時まで安くなるプランです。
ゆえに熱源系(エコキュートの炊き上げ、炊飯器等)は極力この時間帯に使っています。
〇太陽光発電の容量
14.07KW
〇売電価格
1kwh当たり15.4円、2019年度の料金適用です。
〇売電方式
20年固定価格の余剰売電方式。
昼間の発電した分は自家消費、余った分を電力会社に売るかたちです。
太陽光発電がなかったら・・・本当は「そんなに安くなってない」
さて、昼間の消費電力を太陽光発電で賄った分の電力量は・・・
発電量ー売電量で求められます。
一条アプリでこの値は確認できるので月ごとに計算し、昼間の電気料金38.71円をかけていきます。
出てきた料金に元々の請求金額を足して、いわば本当の電気代も加えたグラフがこちら。
緑が自己消費分を足した本当の電気代。
青がアパート時代ですが、なかなか拮抗しています。
特に床暖房を稼働する10月以降は、アパート時代のほうが安い傾向。
やはり床暖房の負荷は相当なもののようです。
これは毎月の記事を書いてて半ば分かっていたことですが、改めて1年間通してみると、本当は「そんなに安くなってない」ということが一目瞭然。
具体的に数字でしめすと
1年間の《本当の電気代》が154,827円、アパート時代の光熱費が160,466円なので、年間で5,639円安くなった程度。
ひと月あたり470円安くなったということです。
まあ、そんなに安くなってないですよね。
まとめ
なにはともあれ、1年間通しての電気代の検証が出来ました。
引っ越したときから、ず~とやりたかった。
「どんだけ電気代安くなるんだろ」ってね。
請求額ベースではアパート時代から比べれば年間6万円の節約、39%ダウン、かなり安くなったと言えましょう。
ただ、これも太陽光のおかげ、昼間の自家消費分が全部請求されたらアパート時代と大差ないことも分かりました。
しかし、床暖房で快適性は格段にアップしているので、逆に言えば、まだアパート時代より安いというのは凄いことなのかも知れませんが。
とはいえ超性能を謳っている一条の家でも、「電気代が凄く安くなる」といった過度の期待はしないほうがいいようです。
毎月の記事でも書いてるように、太陽光があって初めて安さを実感できる程度です。
長野県という寒冷地ゆえの結果なのか、他の地方ではどうなのか分かりませんが、少なくとも我が家ではこんな感じでした。
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