世間では多くの人が4連休の初日となる今日。
もとよりメジャーどころは人だらけなので眼中になし。
どこか人が少なくて紅葉が楽しめそうな所はないかしらん?
ということで長野市は七二会集落の奥山、陣馬平山に登ってみました。
地形図を見る限り緩めの勾配の遊歩道があったので、MTBのトレイルとして使えるかの見当をつける狙いも・・・
結果、地蔵峠までの遊歩道はあまり踏まれておらず、傾斜もきつめでMTBには不向きという判定。
こんなことなら地蔵峠まで車で上がるんだった・・・・とはいえ、気になってた道を一つ潰したのでそれはそれでよしということで。
山自体は頂上は藪、途中のビューポイントでそこそこの眺めは望める、という正に普通の里山でした。道の整備状態は良好だし、里山にしては登りやすいなという印象。
下山は舗装路を延々と降りてきましたが、沿線の紅葉が素晴らしく、飽きることなく歩けました。
【当日の軌跡】↓
矢口駐車場
駐車可能台数5台ほど。
1.6km先の地蔵峠は20台くらいいけそう。
トイレなし
地蔵峠には仮設トイレ(工事現場にあるやつ)がありますが、状態は未確認。
穴場の里山と侮って7時に家を出てきたら、2時間以上もかかって登山口の矢口へ。
山形村から長野市の七二会集落ってこんなに遠いのね。
おかげでスタート時間が9時半と、いつになく遅い時間に。
それでもここに停まってる車両はゼロ、やっぱり穴場なんだなここ。
登山口にはボックスが設置されてて、中にはこんな立派な地図が・・・
ありがたく使わせてもらいます。
車で地蔵峠まで上がることもできますが、今回は道の調査も兼ねて下から上がってます。
地形図を見る限りでは地蔵峠まで緩く登ってるので、MTBで走れるのでは・・・
ところが実際は結構な傾斜で、おまけに石はゴロゴロ、地面もあまり踏まれてないようでした。
ということでMTBの道としての素質は無いと判断、気になってた道を一つ潰せたということで、これはこれでいいでしょう。
目的を道の調査から紅葉ハイクに変更してみれば、今が盛りの紅葉が次から次に目の前に現れて飽きさせません。
どちらかと言えば赤よりも黄色のほうが優勢ですが、光が当たって眩しいばかりの美しさ。
一旦舗装路に出て地蔵峠まで。
こちらは唐松の黄葉が見事。
矢口から1時間で地蔵峠。
ここまでは車で来れるので、次からは車で来よう。
さすがに穴場の里山、連休にも関わらず誰もいない。
こんなに人がいないと、ここ大丈夫かなと、ちょっと心配になっちゃうな。
峠からは2つの道が出てまして、左が舗装の林道、右が遊歩道。
今回は行きに遊歩道を使って、帰りは林道にしました。
遊歩道は幅が広くて歩きやすく、軽トラくらいなら入れるようにしてるのかも知れません。
そこそこのアップダウンはあるので結構疲れます。
里山あるある、山頂展望ゼロ・・・
陣馬平山も多分にもれず、周囲を樹林に囲まれて展望は望めず。
山頂から10分ほど先に進むと「山の家」があって、ここで初めてまともな展望にありつきます。
飯縄山から戸隠連峰までの見事な展望が広がっています。
もう少し樹林が開けてると更にいいのですが贅沢は言うまい。
今回はここの展望が一番気に入りました。
ただ、結構広い広場なのですが、北面ゆえか地面が冷たくジメジメしてて、腰を落ち着けて見る感じではないのが残念でした。
「山の家」から更に少し進むと「東屋」。
こちらは東が開けてて、浅間山から志賀高原までのパノラマが展開、開放感もこちらの方があったので、ここで休憩としました。
「山の家」と「東屋」、里山にしてはなかなかの眺めが楽しめました。
昼食をとってからは「山の家」までは来た道を戻り、そこから林道に降りる道を辿りました。
林道で地蔵峠まで戻ってきたら車が2台停まってました。
さすがに誰かしらは来ますよね連休だもの。
県内の人かなあ・・他県からわざわざ来るほどの山じゃないことは確かです。
矢口までは登山道は使わずに林道で・・・
この林道の紅葉が凄かった。
下山の紅葉見物は登山道より舗装の林道とかのほうが、足元に気を使わずに済むので、心ゆくまで楽しめます。
様々な彩りに埋め尽くされた山肌・・・
この時期だけ見ることが許される、山々の一瞬の煌めき。
登山口の周辺も今が盛りの紅葉・・・
こうして引きで見ると、車の上って凄い紅葉だったんだな。
人が少ないのを重視して選んだ穴場の里山、景色も楽しめたし、何より紅葉が予想以上に凄かった。
山としては全くつまらないですが、この時期ならかなり楽しめる。
まあ、県外からわざわざ来るほどでもないし、次も来るかというと微妙ですが・・・
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