【金剛堂山】越中の名峰 癒しのブナ林に白山から北アルプスまでの眺望 2022/10/28(金)

山登り

富山遠征の最後は越中の名峰「金剛堂山」へ。
紅葉シーズン真っ只中、色づき始めのブナから冬枯れまで、様々な色合いのブナを楽しめました。
頂上からは北アルプスから白山まで360度の展望、天気も良かったので、中金剛まで至福の稜線歩きを満喫しました♪

【金剛堂山】北アルプスから白山まで、絶景の頂上稜線とブナの黄葉

【当日の軌跡】

駐車場
栃谷登山口
駐車可能台数20台ほどの大きな駐車場(無料)。
この日は3台ほど。山も人もガラガラでした

トイレ
駐車場にきれいなトイレあり(洋式水洗、ただし男女共用で1基のみ)。24時間使用可能。
※水場の水は飲めるか未確認。靴を洗うのには便利。

栃谷登山口 6:20

いや~、富山の名峰「金剛堂山」も平日はガラガラとはね。
朝6時で存在するのは我々のみ、今遠征はメジャーな所ばかり行ってた(雨飾山美女平)ので落差が激しいな。
金剛堂山、紅葉も凄いし、ブナ林は美しいし、頂上の展望も超絶的なのにな・・

出発 6:30

鉄板で作られた面白い橋で沢を渡って出発です。

しばらくは沢ぞいの道を登って、ほどなくしてブナ林に突入。
まだ若いブナが多いですが、ときおり立派な木も有って、そのたびに足を停めて見入ってしまうな。

太陽が射しこんで、見頃の紅葉が更に彩り鮮やかに・・・
ブナ林は標高1200mくらいの紅葉が見頃でした。

片折岳 8:10

1時間40分で片折岳へ。
ここまで登ってきて、ようやく目指す金剛堂山の姿を視界に納めます。
あそこまでか・・・まだまだ遠いなあ。

片折岳からは、落葉のブナ林に代わって灌木帯の紅葉が目を楽しませてくれます。

背丈以上の灌木に囲まれてなかなか展望が得られない中、ぽっかりと白山が望める所が・・・
いや~、いい天気、こりゃ頂上が楽しみだ♪

道は大体こんな感じ、深く抉れた溝状の所が多く、足元の土も粘土状で滑りやすかった。
この背の高い灌木が邪魔だなあ・・・・

それでも登るほどに背後の展望が開けてきて・・・
振り返ればこんなに素敵な紅葉斜面!・・なかなか歩が進みませんて♪

頂上付近のブナはすっかり落葉して冬の佇まい。
これはこれでいい雰囲気、この日は色づき始めから落葉まで、様々な彩りのブナに出会えました。

前金剛 9:30

山頂に到着。
登山口からはきっちり3時間でした。

北アルプス

ちょっと遠いけど、北アルプスを1望。
遠い分、剱から槍穂まで余すところなく眺めることが出来ます。

白山

北アルプスに比べて白山はもう少し大きく見えるようで。
呉西の山は白山がよく見えるのがいいですねえ・・
これは長野の山にはない魅力。

中金剛へ

あまりにもいい天気なので中金剛まで足を延ばしてと。
この稜線を見たら歩きたくなるよねえ・・・

かわいい池塘がありました。
池塘の向こうには北アルプス・・・いいねえ・・・

もうね、いま振り返っても最高だったな、この稜線。
俗化しまくりの美ヶ原なんかとは比べ物にならないですよ!

中金剛 9:50

稜線歩きは最高だったけど、中金剛まで行く必要はなかった。
金剛堂山の最高峰なんだけど頂上は灌木に覆われて眺望なし。
ちょっと行けば南側の展望も開けてきますが、休憩するスペースがない。
仕方ないのでちょっと戻って休憩とします。

歌碑

中金剛から1段下がった所に前田利保の歌碑があって、結構広くなってるのでここで休憩。
くまこも北アルプスの絶景に感動ひとしお。
富山遠征を締めくくるのに相応しい、最高の山旅になりました。

素晴らしい絶景と癒しのブナ林、いや~金剛堂山よかった~♪
これは本当に越中の名山、ハッキリ言って雨飾山よりこっちのほうが私にとっては圧倒的にいい山。
登山口までの酷道(国道471号)さえなければ、雪の時期も登ってみたい山の筆頭です。
がんばって今冬行っちゃうかも・・・そんな気にさせる素晴らしい山旅でした。

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