梅雨の晴れ間に編笠山。
3時間で登れるお手軽ハイク、お目当ての富士山は雲が多めながらバッチリ。
やはりあのたおやかな山容はいつまでも見ていたい。
とはいえ梅雨の真っ只中ゆえスッキリした青空にはならず、南アルプスも八ヶ岳ももっと綺麗なはず・・・その辺は次回に期待ということで。
2022/6/16(木)《編笠山》
観音平(6:37)~雲海(7:33-7:39)~押手川(8:14-8:19)~編笠山(9:30-10:20)~青年小屋(10:45-10:53)~押手川(11:56)~雲海(12:22)~観音平(12:55)
駐車場
観音平 駐車台数30台くらいかな。この日は平日、朝6時では余裕でしたが、下山時は半分くらい埋まってました。
トイレ
簡易トイレが3基。
メジャールートゆえ土日の混雑具合がどんなかは知りませんが、この日は木曜、余裕の駐車場でした。
観音平ってもっと色々な施設があると勝手に思っていたけど、予想に反してかなり簡素な駐車場。
トイレも仮設が3基って・・
さっそく準備して出発。
いきなりレンゲツツジがお出迎え。
幸先いいじゃないの。
スタートしてしばらくは緩い森の中を行きます。
新緑を愛でながらウォームアップに調度いい感じ。
大体の山は最初にガツンと急登が有ったりしますが、ここは体に優しい道でした。
そんな癒しの道を1時間で最初の休憩場所に到着。
「雲海」って地名なのかな?
まあ、周りを樹林に囲まれてさほどの展望でもないですが、ベンチがあるのでゆっくりしましょう。
雲海からも傾斜は緩めですが大岩がゴロゴロ出てくるところも・・・
それでもメジャールートですから、よく踏まれた道で歩きやすいです。
苔むした大岩が八ヶ岳を感じさせます。
雲海から45分で押手川。
こんな尾根道で川?って思ったけど、まあ川の源流部といったところ、ちょっとした沢でした。
ここで青年小屋への道を分けます。
押手川から本格的な登りが始まります。
大岩を右へ左へ・・・
結構な傾斜をグイグイと・・
標高差にして400m、とりわけ最後の200mがキツカッタ・・
登りの途中で南側の眺望が開ける場所がありまして、富士山がバッチリ!
基本的には樹林帯でほとんど眺望の無いルートですが、こんなところが有ればやはり見入ってしまいます。
ようやく森林限界か・・・と思ったところがほとんど山頂といっていいところ。
最後のハイマツ帯をくぐったら・・・
編笠山に到着です。
観音平から約3時間、なかなか登りやすいルートでした。
多分だけど結構なメジャールートなんだろうな。
さて、楽しみだった頂上からの展望ですが、正しくこの時期なりのモヤモヤ具合でして・・・・
まあ、南アルプスのほうを見てみれば雲がドヨ~ン。
どの山がどれなのか、はっきり判別できない・・・
晴れてれば凄いんだろうな。
お目当ての富士山もちょっと見ずらいかな・・
それでも久しぶりに全景が見れたので贅沢は言えないか・・北アルプスではかなり遠くから見るしかないですし。
できればもっとくっきりしたお姿を拝見したかったです。
そして八ヶ岳はず~と雲の中でした。
晴れればさぞや・・・と思わせる山頂でしたが、今日はそのポテンシャルを確認しにいったようなもの。
いつの間にか山頂カフェが快適に思える季節になってたんですね。
いずれはスッキリ晴れるはず、と期待しながらのコーヒータイム。
やっぱりこれだよね~♪
山頂では50分ほど過ごしましたが、曇りがちの状況は変わらず、残念な気持ちを抱えたまま下山しました。
押手川までは青年小屋経由の道で帰ったのですが、こちらの道はイマイチでした。
青年小屋までは一気の急登を降り、そのあとは延々トラバース。
編笠山を巻くためのトラバース道なので基本的には降り基調なのですが、ときおりちょっとした登りもあったりして面倒、結局押手川まで往路よりも20分余計にかかってしまった。
次があるなら往路下山しようと思いました。
富士山目当てで登った編笠山。
とりあえず富士山の全貌は拝めたので、まずまずの山行でした。
願わくばもうちょっと晴れて欲しかった。
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