【小遠見山】トレーニングがてらスキー場から遠見尾根へ 2022/8/6(土)

山登り

五竜岳は長い長い遠見尾根を登りつめた先のピーク、ただでさえ長い時間がかかる(コースタイム時間)のに、ゴンドラの時間があって歩き始めの時間が決まってる。
帰りは帰りでゴンドラの最終便に間に合わせる必要があって、とにかく日帰りには厳しい山です。

そこで、ゴンドラには拘らず、スキー場の作業道を上がれないかと・・・
そうすれば夜でも出れるし、帰りも焦らずに下ってこれる。

ゴンドラを使えば楽勝の小遠見山も、下から上がれば標高差1200mの立派な山
ちょっと興味があったので、偵察とトレーニングを兼ねて上がってみました。
まあ、スキー場内はブル道で、歩きやすい道では全く無かったです。
なにしろ傾斜が強いうえに石がゴロゴロ、登りはいいけど下りは難儀しました。
それでも日帰りで五竜岳に行くなら、ここを早出するのが時間的な余裕もあっていいかなあ・・・。
今度天気がいい日に行ってみよっと。

2022/8/6(土)《小遠見山》
五竜スキー場(6:30)~ゴンドラトップ(7:55)~小遠見山(8:57)~中遠見山(9:15)~小遠見山(9:28-9:55)~ゴンドラトップ(10:34)~五竜スキー場(11:30)

五竜スキー場の駐車場
タップリの駐車可能台数で、下山時も30%くらいの駐車率でした。
トイレ
エスカルプラザ内にあるはず(サッサと通り抜けたので確認してないですが)。
この日(土曜日)は6時半で施設は開いてました。
ゴンドラ関係はこちら
https://www.hakubaescal.com/shokubutsuen/gondola/cal/

エイブル五竜スキー場 6:20

土曜日の五竜スキー場、駐車場もさぞや一杯だろう、と思いきや全然混んでなかった。
朝の6時半でこんななの?
天気予報が微妙だからなのか、コロナが爆発して人出が減ったのか?
意外と人気が無いんだな五竜って。

ゴンドラ乗り場周辺はちょっとした植物園になってまして、よく整備された道を快適に登っていきます。

そんなお花畑な道でしたが、ものの5分ほどでブル道に変わりまして、これが石がゴロゴロ転がってる歩きにくい道、傾斜も強くてなかなか難儀。
ゴンドラトップまでこの作業道が続きます。
今回の行程は、全体の3分の2が作業道といった具合で、まあ、楽しい感じではなかったです。

ゲレンデを振り返れば町のほうは晴れてるようで、あとは山にかかってる雲が取れてくれれば・・

ゴンドラトップ 7:55

1時間半でゴンドラトップ。
ここからは観光地みたいなもの、ようやく作業道から解放されて気持ちよく歩けます。

コマクサの群落

ゴンドラトップからしばらくは植物園になっています。
人工的に植えてるのでしょうが、コマクサなども群生しててなかなか見事。
ベンチなどの休憩設備もそこかしこに設置されてて、天気が良ければここで過ごすのも楽しそうです。

地蔵の頭 8:15

スキー場のリフトトップからちょっと登って、本来であれば絶景ポイントの地蔵の頭。
あ~あ、ガスガスで何も見えず。

山座同定の看板も虚しいばかり・・・

小遠見山 8:55

下から歩いてきて2時間半で小遠見山に到着。
あたりは真っ白で何も見えません。
本来なら正面に鹿島槍北壁がドデ~ンと鎮座しているはずなんですが・・・・
どうも雲海の中だなこりゃ。

晴れていればここに腰を落ち着けて、ゆっくりするつもりでしたが生憎の曇り空。
いつまでも真っ白なので、中遠見方面にも足を延ばしてみましたが、状況は全く変化せず。

まあ、今日は偵察とトレーニングだからな、下から上がってくる道の確認が出来ただけでもよしとしなくては。

まったくもって残念な頂上でした。
それでもスキー場を下ってくれば、下界はまずまずの天気だったようで、緑が鮮やかな白馬バレーを眺めることができました。
足元が非常に不安定な作業道でしたが、ほとんど走るようにズルズルと下ってしまえば、そんなに困難でもなかったかな。
なんどもズリっとして肝を冷やしましたけど・・・
まあ、万人には勧められないですね。
次は五竜日帰りに挑戦したいけど、快晴が約束された日がいいな・・・いつになることやら。

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