相変わらず週末になると天気が崩れる今日この頃、今週も多分に漏れず土曜日が雨(涙)。
日曜日は多少回復傾向ということで、サクッと登れる展望の山、【日向山】に登ってきました。
日向山は頂上一帯が白砂と丸い岩塔群で構成されていて、標高1660mの山の中にありながら、まるでビーチのような光景が展開する不思議な山として有名です。
標高差は900m弱、登山道も途中の標識には「ハイキング道」と書いてあるくらい整備も行き届いていて、日帰りで気軽に登るには最適な山って感じでした。
また、前日が終日雨だったにもかかわらず、登山道のぬかるみが全くと言っていいほど気にならなかったのが印象的でした。
かなり「水はけ」のいい登山道でした。
雨上がりということであまり期待しないで登ったのですが、望外にも今季初の雪化粧した八ヶ岳と甲斐駒ヶ岳を拝むことが出来ました♪
今回登ったルート 尾白川渓谷駐車場から往復
【日向山】
2020年10月18日(日)
尾白川渓谷駐車場(6:45)~登山口6:50)~矢立石(7:45)~日向山(9:25~10:50)~矢立石(11:45)~尾白川渓谷駐車場(12:25)
標高差880m
頂上まで2時間40分(往路)
頂上から駐車場まで1時間35分(復路)
尾白川渓谷駐車場をスタートし、林道を200mで登山道取りつき。
矢立石まで急登を1時間。
その後はよく整備されたハイキング道を辿り、山頂へ。
駐車場情報(尾白川渓谷駐車場)
駐車台数100台。
紅葉の時期にさしかかっているため、念のため前日の夜から駐車場入り。
終日雨だったためか、夜10時の時点で10台ほど。
翌朝6:30の段階でも第1駐車場で数台の空きがありました。
下山時、第1駐車場は満車でしたが、併設の第2駐車場(砂利)は十分な余裕がありました。
まだ尾白川渓谷の紅葉は始まってないので、紅葉の最盛期にどんな状態かはわかりません。
トイレ
洋式水洗。
24時間使用可。
自販機あり。
登山ポスト
登山スタート地点にあります。
出だしは急登 矢立石まで
前日から駐車場で車中泊し、起床は6時。
山の朝にしてはユックリめ、前日の雨はすっかりあがっていました。
駐車場全体に薄っすらとモヤがかかっていますが、今日の天気は回復傾向ということで期待とともに出発です。
6:45、日向山にむけて出発。
まずは矢立石まで50分程かけて歩きます。
林道を200mほど進むと登山道取りつき。
取りつきから少し登って振り返ったところ。
このあたり紅葉はまだまだって感じですね。
下の車や建物はキャンプ場。
昨日は雨の中キャンプしてたのかなあ。
尾根上の道はなかなかの急登。
朝の体にはこたえます。
40分程で一旦車道に出て・・
少し登ると、すぐに登山道が出てきます。
ここを登って・・
10分程で矢立石に到着。
ここまではナカナカの急登の連続でした。
一応ここまでは車でもこれるようです。
ざっと見たところ駐車可能台数10数台。
この日は朝7:45の時点で4台くらい空きがありました。
私は下の駐車場がアクセス抜群なので使うことはありませんが、細い道が苦手で無ければここまで車でくるとかなり楽できますね。
矢立石で標高1120m。
ここまで標高差340m登ってきました。
残すところあと540m、まだ結構ありますね。
頂上からは初冠雪した八ヶ岳や甲斐駒ヶ岳が
矢立石からは緩く登っていく道になり、体も少し楽になります。
道も広めで本当にハイキング気分。
頂上までこんな標識が導いてくれます。
ハイキングコース・・・ですよね(笑)
ちなみに頂上までの10ステップですが、最初のほうの区間が長い傾向にあります。
なので、「随分歩いてきたのにまだ3かあ」とか思っても、最後のほうで帳尻あわせてきますので心配無用です。
特に0から1、長かったよね
No2くらいからこれまでの薄モヤが晴れてきて、森に明るい光が差し込むように。
やっぱり広葉樹の森に光がさすと、なんともいえない美しさ。
ときおり足を止めて見入ってしまいます。
紅葉は1300mくらいから。
まだ紅葉が始まったばかりなのか、赤と黄、緑が混在している感じ。
そのなかで陽射しに照らされた紅い葉っぱが鮮やかで目を惹きます。
まだ色づいたばかりの樹々も多く、様々な色を楽しみつつ進んでいると、いつの間にか頂上近くの緩やかな稜線まで登り上げていました。
ここまで部分部分で急な段差や狭い所もありましたが、総じて緩やかな登り。
紅葉見ながら、時折足を止めたりしてユルリユルリと登ってきました。
頂上手前は落ち葉が敷き詰められたプロムナードのよう。
そんな素敵な道を噛みしめるように辿った先に・・・
ハイ、頂上のビーチに飛び出しました~♪
樹林帯から突然白砂のビーチに出てズカ~ンと展望が開けるので、ホントに「飛び出た」って感じ。
気持ちいい~。
八ヶ岳が雪をまとっています。
昨日の雨が上のほうでは雪だったようで、今季初めての雪景色に感動しまくりです。
そして噂通りの白砂と岩塔群が連なる光景。
後ろの八ヶ岳とのマッチングも最高!ウッキ~
甲斐駒にも雪がつき、迫力満点。
惜しむらくは、バックが青空でないところ。
それでもこの角度からこんなに大きく見たのは初めて。
贅沢言ったらバチが当たるってもんです。
くまこも甲斐駒バックに嬉しそう。
幸せだねえ。
下山はすれ違い多し 人気の山なのね
珍しく頂上には1時間以上いたのかな。
風も無く、少し寒かったけどダウン着込んですっかりマッタリしてしまいました。
山の上の砂浜みたいな状況が、八ヶ岳方面の展望と奇妙にマッチして立ち去りがたい頂上でした。
下山にかかると、次から次に登ってくる人とのすれ違いが発生し、「ああ人気ある山なんだな」と実感。
まあ道はいいのでお互い譲りあいながらノンビリ下りました。
この山、「今日はガッツリ登るって感じでなく、ちょっと運動したいな」って時に丁度いい山ですね。
アクセスもいいですしね。
Kojiさんって、いつガッツリ登るの?
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