日曜が雨予報の今週末。
土曜日勝負で色々悩んだ結果、先月偵察しておいた紙すき山牧場へ。
ここは一般的には蒲原山で山スキーをする際に通過する場所といった位置づけと思われます。
しかし見事なオープンバーンが展開し、「登って滑れるステップ板」の特性を活かせばここだけ滑っても楽しいのではと考えました。
結果、まずまずのザラメ雪を誰もいないオープンバーンで堪能できました。
山としては物足りなさも残りますが、里山はこれからどんどん雪解けが進むので、今滑っておいて良かったのかも。
下山したら即温泉のご褒美つきですしね♪
くまこの動画もね
今回のルート 道の駅小谷から950m地点まで
【紙すき山牧場】
道の駅小谷(7:35)~コル(8:03)~大平(8:22)~950m地点(10:50)~牧場(10:50‐11:55)~大平(12:45)~道の駅小谷(13:25)
道の駅の裏から作業道(?)を辿って大平集落へ。
作業道は取りつき以外に雪は無し。
その後は林道沿いに「紙すき山牧場」へ。
大平からはスキーで、雪は繋がってましたがそろそろ切れる所も出てきそう。
950mまで登ってから牧場内の無木立の斜面を滑ったり歩いたり。
大平集落からの帰りは林道使用。
林道は集落まで除雪済み。
【駐車場】
道の駅小谷。
温泉併設がポイント高し(深山の湯)。料金は660円、食堂で食事すれば半額になります。
杉林の作業道からスタート 大平集落まで
道の駅を7時35分に出発。
温泉の裏から道路を渡って真正面の斜面に取りつきます。
朝の雪はキックステップでこなせる程度の堅さ。
いきなりの急斜面で息があがります。
雪はすぐに無くなり杉林の中の作業道へ。
30分ほどで尾根を乗越し、道は大平集落へ向かってトラバース気味に伸びています。
厄介な倒木。
なんとか身をかがめてクリアー。
スキー板が枝に引っかかって難儀しました。
道の駅から50分で大平集落に到着。
ここから先の林道は雪が繋がってそうなのでスキー装着。
牧場までは単調な林道歩き
ここからは藪の心配がない林道なので、くまこも一緒。
帽子かぶって日焼け対策万全です。
前回の偵察時、大平集落を抜けてからすぐの、林道を大幅にショートカットした谷の取りつき。
もう雪が切れています。
無理すれば行けそうですが特に急ぐ理由もないのでこのまま林道を辿ります。
紙すき山牧場の入口?
無雪期に来たことないので様子が分かりません。
ともあれ林道をひたすら歩いていきます。
時は既に春、杉の葉が雪面を覆いつくすところも。
滑りはブレーキかかりそう。
単調な林道歩きも高度を上げるにつれ展望が開けてきて・・・
陽光に照らされる頚城の山々を眺めつつノンビリと。
出発から3時間で今日のお目当て、牧場の斜面に到着。
標高900mくらいの里山にしては結構な展望が広がり、この斜面独り占めの幸せ。
牧場のオープンバーンを滑って登って
今日は午後から天気が悪くなる予報。
牧場に出るころから日が陰りはじめ、風も強くなってきました。
もう少しポカポカ陽気が続くのを期待していましたがどうも寒くていけません。
そそくさとシールを外して雪の状態をはかるべく滑ってみます。
う~ん、ザラメなんだろうけど我々が楽しく滑るにはちょっと足りない。
なんか難しいんだよなあ。
風も強いのでもう少し下に移動してみることに。
風は南から吹いてくるので北面に移動したら少しはマシに。
ようやく一息入れます。
雪も北面のほうが良く、何度かこの斜面を登って滑って楽しみました。
気軽に斜面を行き来できるステップソールのスキー板最高です。
今季はお初となるザラメ雪の感触、やっぱりいいですねえ。
帰りは最後まで林道で
帰りはショートカット出来るところはショートカットしながらの林道滑り。
傾斜が傾斜だけに歩きも交えながら、それでも1時間半で道の駅に着きました。
大平集落からは往路は辿らず林道で。
既に集落の手前まで除雪が入っており、スキーを外して30分の車道歩きが辛い。
なんといっても車に戻ればそこは温泉ですから。
疲れた体にホント嬉しいご褒美。
これから始まる春スキーに思いを馳せつつ至福の時を過ごしました♪
コメント