夕方にワクチン接種が控えていた今週末はサクッと登れる守屋山へ。
眼下の諏訪湖と八ヶ岳山麓の広がりが素晴らしかった♪
2021/10/23(土)《守屋山》
杖突峠登山口(6:10)~分杭平(7:05)~守屋山東峰▲(7:50)~守屋山西峰(8:20-9:30)~林道分岐(10:15)~分杭平(10:40)~杖突峠登山口(11:25)
今週末は2回目のワクチン接種で土曜の夕方には帰ってくる必要があり、こんな時に限って2日間とも天気が良かったりするんです(ウッキ~)
まあ、日曜は体調がどうなるか怪しいので、せめて土曜日に近くのお山で紅葉見物と絶景を拝みたい。ということで諏訪の名山「守屋山」に登ってきました。
紅葉は少し早かったのか、そもそも今年は当たり年じゃないのか、まだまだこれからといったところ。
絶景のほうは朝はガスガスで気分は盛り下がる一方でしたが、西峰直下で雲が取れてきて諏訪湖や八ヶ岳の山麓が見渡せる、絵に描いたような回復劇を目の当たりに。
守屋山のポテンシャルからしたら、まだまだ絶景具合が物足りない感じでしたが十分満足できました。
広い杖突峠から登ります
入山口の杖突峠で標高1230m。
山頂までは標高差400mちょっとのお気楽登山です。
その駐車場は朝6時の時点で先客1台。
駐車場は2段あって、両方で60台以上は停めれるような広さです。
ただ、トイレは無いので事前に済ませる必要があります。
トイレについては50分くらい歩いた途中の分杭平に簡易トイレがありますので、ピンチになったらそこも利用できます。
駐車場から林道を辿ると1分で登山道入り口。
ちなみに登山道を行かなくても、この林道を辿っていってもいずれこの登山道に合流します。
我々は帰りは林道から帰ってきました。
カラマツ林の中を少し急に感じる角度で登っていきます。
前日の雨が粘土質の地面をスリッピーに変えています。
登山口付近の紅葉はまだこれからといった所。
いったん林道に出て200mばかり緩く降るとまた登山道の入口が・・
ここから分杭平までは登ったり下ったり、ほぼ平行移動で進みます。
分杭平は思わず長居したくなる
分杭平に着くとクマさん達のお出迎え。
右の子の表情としぐさにくまこも嫉妬気味?
くまこが、そんなに安っぽいクマですか!
こちらには簡易トイレもあるのでピンチの時はぜひ。
ベンチや東屋もあって、ここでピクニックでも楽しいかも。
まあ、今日は山に登りに来ているので先を急ぎますが・・・
守屋山東峰はガスで真っ白、西峰に回ります
ここの登山道、雑木林の中を進むので光が多めで、曇りの日でもなかなかの明るさ。
紅葉にはまだ早いですが、明るい緑の中を進むのもオツなものです。
胸突き八丁の坂。
短いですがなかなかの急登をこなせば、あとは緩やかな道が東峰まで続きます。
1時間40分でひとまず東峰に到着。
ガスガスの山頂、西峰に回っているうちに回復するのを期待です。
西峰直下で晴れ間が♪諏訪湖を眼下に頂上の展望を満喫
東と西を繋ぐ稜線なんですが、そこは里山、相変わらずの樹林帯が続きます。
でも広葉樹の森は雰囲気良くて楽しく歩けます。
なんか西峰の直下まで来たら空が晴れてきて、美ヶ原が姿を現してきました。
どんどん雲が流れて行って晴れる気配がプンプン。いいぞ~。
東峰から30分、晴れてきた西峰に到着。
雲の動きが早く、どんどん視界が開けてきます。
頂上で晴れてくるなんて、ありそうでなかなかない展開に心躍ります。
西峰頂上はベンチが多数置かれ休憩には最適。
東峰は10人もいれば満杯ですが、こちらはそれより広いのでゆっくりするなら西峰がお勧めです。
まだ8時台で気温は低いですが風が弱くて助かりました。
ジェットボイルでコーヒータイムしながら気長に晴れてくるのを待ちます。
まずは諏訪湖が眼下に現れてきました。
ここから見ると青い水をたたえてすごくキレイな湖に見えるのが不思議です。
八ヶ岳方面は最後まで山頂部分の雲が切れず・・・
それでも広大な山麓はよく見えていていい眺めでした。
北アルプス方面も雲がモクモクと。
山は見えなかったですがこちらの眺めもなかなか。
松本平も見えていたはず。
朝のガスガス具合から想像すれば、頂上でこれだけ晴れてくれれば満足ってもんです。
ここは気軽に登れるし、もっと天気いい日に当たる日もあるだろうから今日はこれで十分。
いい山頂でした。
下山は林道で・・こっちの方が楽かも?
山頂では1時間以上過ごしてしまいました。
名残惜しいですが下山にかかります。
先ほどは真っ白だった東峰もすっかり晴れ上がり絶景に向かって下っていきます。
相変わらず八ヶ岳には雲がかかっていますが、南アルプスが顔を出していました。
少し遠くて迫力に欠ける面はありますが、ようやく主要山岳の姿を拝めました♪
どうも登山道は短いのですが急斜面もあり、濡れててスリッピー。
なんだか嫌らしいので、胸突き八丁の上で林道と合流したのを幸い、登山道から林道に転進します。
う~ん、こっちのほうが楽でいいかも。
もちろん登山道に比べると距離が長くなるので、早く降りたいときはNGですが、もともとそれほど長くない行程なので下山は楽に歩けるほうが好みですね。
林道をテクテクと1時間強で無事下山。
駐車場はまだまだ余裕でした。
来週以降、紅葉が本格化したらどうなるかは分かりませんが・・・
諏訪の名山「守屋山」、松本からは地元の山というには微妙ですが、1600mの里山らしからぬ絶景の山、これからもちょくちょく通いそうです。
次こそは完璧な晴天で絶景を拝みたいものです♪
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