雷鳥沢テント泊2日目は、初日同様のすっきりしない天気の中、室堂山の展望台まで登って下山です。
昨日、思いもかけずガッツリ歩いたので今日は軽めです。せっかくだし、観光もしていきたいしね。
2日間、スカッと晴れることは無かったですが、それでもこの山域独特のスケールの大きな山並み、高原の爽快感は味わうことが出来ました。今度来るときはバッチリ晴れてくれるといいなあ。
室堂山展望台
2020年8月30日(日)
雷鳥沢キャンプ場(6:20)~室堂ターミナル(7:28-8:00)~室堂山展望台(9:05-9:40)~室堂ターミナル(10:15)
キャンプ場から室堂ターミナルへ
昨夜からの断続的な雨は朝になっても止まず。相変わらず山にはガスが掛かって、稜線まで上がってもガスの中じゃなあ・・・
天気予報も芳しくないので、前から気になっていた室堂山に行ってみることに決定。室堂から1時間で登れて、迫力の立山カルデラ、薬師岳方面の展望が期待出来るとのこと。ガス晴れてくれよ~。
雨の合間を縫ってテント撤収、室堂へ向けて出発です。
雷鳥荘への急坂の途中、キャンプ場を振り返ります。雲に隠れた山々に囲まれて、キャンプ場がポッカリと佇んでて幻想的な雰囲気に包まれています。
こうして見ると、テント多かったんだなあ。管理場からかなり離れたテントもあるので、やはり人気のキャンプ場です。本当なら今頃、テントの脇でコーヒーでもすすりながら、のんびりと周囲の山々を眺めてるはずだったんだけどなあ。
天気ばかりはどうにもならんので、クヨクヨせず、次回に期待!!
雷鳥荘への急登をこなし、室堂平に辿り着くと、富山側の展望が開けていました。朝日に照らされて輝く天狗平と、その向こう、富山平野まで見渡せます。く~、たまらんぜ。
いつのまにか雨が止んで、陽も射してきたとあって、俄然やる気が出てきます。
剱岳も遠慮がちに顔を覗かせてくれてます。
来た~! 立山来た~。
そうそう、これを見たかったんだよ。今回、お初となる三山とのご対面に感動しきり。
室堂平に出てからは天候回復模様。期待に胸膨らませながらターミナル到着です。
室堂山へ
7時台の室堂ターミナル周辺は喧騒の前の静けさ。人々もまばらで、ゆっくり休憩できます。まだそんなに疲れていないのに30分も休憩してしまった。立山眺めながら、いつまででも居られそう。
とはいえ、いつまでも休憩してるわけにもいきません。トイレと湧水の水汲みを済ませ、室堂山へ出発。まずは一の越方面に向かいます。
ターミナルから見えていた室堂山荘の前で、一の越への道と分かれます。
山荘前の広場で、朝日に照らされた大日岳にしばし目を奪われます。ターミナルからまだ5分も歩いてないのに・・・
一の越への道と分かれ、室堂山へ向かいます。
道は今までのような石畳が続きます。歩きやすくて、気分はピクニック?
少し登った所で振り返って、大日岳とターミナルを眺めます。
花もそろそろ終わりの気配ながら、道沿いにはウサギギクが頑張って咲いていました。
後ろに展開する絶景を振り返りつつ、ゆっくりと登っていくと、そろそろ展望台が近づいてきた感じ。
まだ上空は晴れているし、期待は高まります。
あれえっ、展望台、工事現場になっていました。あちゃ~、ちょっと予想とちがうなあ。
鉄板の先の岩場に沢山の人が居るのでそこが展望台でしょう。
鉄板を渡って・・・
展望台到着です。意外なことに人が多くてビックリ。気軽に登れて、絶景が拝めるので人気あるのでしょう。
ターミナルから1時間。確かに調度良い運動にもなるし、運動靴でも登れそうな良い道だから、それも分かります。
肝心のカルデラの絶景ですが、雲が沸き出てて全体は見渡せず。う~む残念。こりゃまた次回のお楽しみだね。
薬師岳方面の展望も、雲に覆われて望めず、おまけに立山、大日岳まで雲に覆われてしまった。
1時間ばかし遅かったか・・・
絶景の展望台で昼食タイムのはずが、今回も不発。展望台は人でごった返してるので、少し戻った岩の上でランチタイム。
くまこにクライミングを仕込んでるうちに、すっかり雲が上がって来てしまいました。
室堂ターミナルへ下山
天候が好転するどころか、ますます雲が濃くなっていきます。適当に遊んだところで下山に掛かります。
つい先ほどまで、あんなにきれいに見えていた大日岳も雲の中。儚いねえ。
基本、石畳の道ですから歩くのは容易ですが、その分スタスタと足を運べるので、膝を労りながら、ゆっくりと下ります。
展望台から35分でターミナル到着。
今日は、朝の天気が続いてくれれば良かったんだけど、展望台に着くころには生憎の空模様。
ド迫力の立山カルデラは拝めずじまいでしたが、大日岳や立山は展望台に登りながら眺めることが出来ました。
室堂山はかなりお手軽に登れるので、また登る機会もあるでしょう。次回の大展望に期待です。
ここからはアルペンルートで、行きには楽しめなかった観光旅行としゃれこみます。
アルペンルートで扇沢へ(観光モード)
室堂からとローリーバスで出て最初の駅、大観峰。テラスに出てみると真っ白!なんも見えんぞー。
しばらく待ってると少しガスが晴れてきました。黒部湖とロープウェー、かろうじて見れます。
絵葉書のような景色は拝めなかったですね。本来なら凄いパノラマなんでしょう、なんせ大観峰っていうくらいですから。これは次回に期待。
大観峰からロープウェーで降りると、そこは黒部平。
相変わらず、山には厚い雲がかかっていますね。景色が良ければここには園地があるので、ゆっくりビールでも飲みながら、立山を眺めるってのも良さそうですよ。
黒部平からケーブルカーを降りると黒部ダムです。
堰堤の上からでも放水は見れますが、横からの方が迫力倍増です。
この日は運よく虹も見れました。
これにはくまこもビックリ!
アルペンルートの観光も楽しみ、扇沢に戻ってきました。
お昼時は閑散としたもんですね。あと2時間もしたら帰ってくる人で一杯になるんでしょうね。
最後に駐車場の状況です。時間は12時半ころです。
流石に一番上の第一駐車場はびっしりですね。でもまだ何台か入れそう。
一段下がった第2駐車場。まだ全然余裕ですね。
無料駐車場。やっぱり凄い混みようですね。見たところ満車ですが、帰りがけに見た限り、まだ何台かは入れそうでした。
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