根子岳は恐らく今週末がタイムリミット。
ザラメの具合はどうかしらん?
意気込んで臨んだわりには、何とも煮え切らない雪でして・・・
ザラメどころか3月の重雪のようなモッサリした雪で、全然楽しくなかった。
滑りはダメだったけど、ここの景色は晴れると本当に凄い。
山頂からの滑走を夢見ながら、北アルプスを眺めて登ってる時が1番幸せだったなあ。
思ったとおり、笹が勢いを盛り返しつつあり、スキーはそろそろギリギリ。
一応スキーで最後まで行動できたのは良かった。
〈GPSログ↓〉
駐車場
こもれび広場
10台くらい駐車可能、この日は朝7時でガラガラ、下山時(12時頃)で6台ほど。
トイレは冬季閉鎖中でした。
峰の原高原のこもれび広場から出発。
根子岳の登山道として、この峰の原高原ルートはなぜかあまり人気がないようで、この日も我々の車だけ。
帰ってきたら6台ほど停まってたけど、土曜日の晴れの日にしては空いています。
ペンション街を10分ほどで夏道の取り付き。
もちろん道は雪がかぶってて見えませんが、この辺りから取り付いて、雪を踏み踏み登っていきます。
ゴルフ場から牧場への鉄条網もなんとかクリアー。
さすがにこの時期ではスキーを履いたままでは乗り越せないか。
牧場に出てしまえば、スキーで最後まで行動できる。
いや~、スキーで歩けるってのはいいねえ・・
場所によっては笹原を縫うように進むところもあり・・
それでもギリギリスキーを外すような場面はなかったです。
いずれ、来週末はもう難しいでしょうね。
登るにつれて雲が晴れてきて、雲海の向こうに北アルプスが浮き出てきました。
今思えば、この北アルプスを振り返り、振り返りしつつ登ってた時が、1番幸せだったかもね。
これでザラメ雪だったら最高だったんですがね。
根子岳山頂に到着。
ゆっくりペースで3時間、スキーで登ってこれたので比較的楽でした。
ちょっと遠いのが残念だけど、雲海に浮かぶ北アルプスが見事です。
あっちもいい天気なんだろうなあ・・
志賀高原もいいよねえ・・
お楽しみの滑降のほうは雪がよろしくなくて・・
なんだか板にひっかる雪で、感覚的にはモナカ雪に近い感じ。
潜るっていっても1cmにも満たないぐらいのほんの少しだけ・・・
でも板が動かない動かない・・・しかたなくボーゲンで転ばないように恐る恐る下っていきます。
今回の目玉は、小根子岳から伸びる北西面を滑ることだったんですが、出だしの斜面であえなく撃沈・・
ここも全然滑れない雪で早々に敗退。
どことなく浅草岳の早坂尾根を思わせる長く広大な緩斜面・・次はいい雪の時に訪れたいものです。
北西面がダメだったので、いつものようにツアーコース沿いに滑り降りていきます。
折からの気温上昇で雪が緩んでしまい、ザラメどころか、3月によくあるような重い雪になってしまいました。
なんとも滑降はつまらないものでしたが、北アルプスに向かって滑り降りる気分はなかなかなものでした。
それにしても根子岳は相性悪いのかなあ・・・
ここ数年は全くいい雪に当たらない。
過去に数回は素晴らしい雪に当たっていて、その記憶が忘れられずに何度も通っているのですが・・
来年こそは久しぶりのドライパウダー、スーパーザラメ、よろしくお願いします。
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