【放山BC】シャルマン火打から1時間。壮絶な焼山北面の景観!2021/4/11(日)

バックカントリースキー

今週末は有給とって夢の3連休♪
初日の昨日は地元乗鞍で極上のザラメ雪を堪能しました。

2日目の今日は「天気のいい日に是非」とあたためていた放山へ・・
スキー場から1時間も登れば、焼山北面の日本離れした荒々しい景観を拝める展望のお山です。

当日は朝からピーカン、満を持しただけあって期待通りの展望を心ゆくまで楽しめました。

半面2日前に積雪があったようで、この雪がよろしくなく滑りのほうはイマイチでしたが・・・

ま、そんなことは些細なこと。
焼山の絶景が全てを吞みこんで、なんとも心が満たされた山行になりました。

今回のルート シャルマン火打から往復

【放山】
シャルマン火打リフトトップ(8:55)~放山(10:00-11:05)~シャルマン火打リフトトップ(12:05)
シャルマン火打のリフト利用(500円)で一気に標高1000mまで。
ここから少し右手の凹状にトラバース気味に降りて池まで(池は雪の下)。
ここは降り口が雪切れ寸前、私はワンポイントで板を外しました。
池からはシール登高で問題なし。

【駐車場】シャルマン火打。スキー場なので特に問題なし。

【登山届】センターハウスのレンタルショップに提出。リフトトップのパトロールにも声をかけて入山のようです。下山時も上と下で報告しました。

リフトで一気に1000mへ

朝の日本海

完全に余談ですが車中泊したマリンドリーム能生、朝起きたら目の前が日本海!
朝からテンションMAXです。

8:10

シャルマン火打の駐車場。
標高500mでもまだまだ下山滑走余裕なほどの積雪量。
白馬界隈より断然雪多いんだな。
車も日曜のわりには空いててまだ3割くらいの入りとみた。

8:30

朝いちのリフト待ち。
こうしてみると結構な行列ですが、5分くらいで乗れました。

リフトで500mの標高差をワープ。
レストランの横から入山。
8時55分、あと1時間もすれば焼山北面の絶景ですぞ。

取りつきはちょっと厄介

どうも雪解けが進んでるようで・・
レストランからちょっと降って、池までのトラバースの取りつきがよろしくない。
一瞬板を外して藪の向こう側へ。

藪を越したら板をつけて階段下降。
この斜面、北面ということもあって朝はカチコチ、板のエッジがいい仕事してくれます。

3mほど階段下降したらあとはシャーと斜め横滑りで池まで。
この時点でちょいとモナカ気味の雪質。
こりゃ帰りはスキー担ぐかと弱気の虫が顔を出します。

なにはともあれ無事に池まで滑りこみ、シールを着けて出発。
この上天気で同業者も多数、人気のお山です。

頂上は期待通り!日本離れした焼山北面の絶景が展開。

シールを着けてしまえばあとは登るだけ。
若いブナ林を愛でつつゆっくり歩いていきます。
明るくていいな、ブナ林♪

道中、くまこのブロマイド撮ったりしつつノンビリとね

1時間ほどで放山の頂上へ。
頂上一帯は縦に長く、どこで休むのが最適か大いに悩みます。
ゆく手には金山から火打山のスカイラインが波打つように展開し、どこで休もうか迷いつつも目線は眼前の稜線に釘付け。
風も無く穏やかな山頂でなんとも幸せなひととき。

適当なところで整地して休憩とします。

北には権現岳と日本海。

そしてメインはこっち。
金山から火打山の稜線、とりわけ中央の焼山が目を惹きます。
まさにこの山域の盟主といった趣。
北アルプスにも負けず劣らずの迫力です。
新雪が降ったおかげか、白が際立ち一層綺麗。

小春日和のような山頂で、1時間ほどマッタリしてしまいました。

下山は何も言うまい・・しっかり修行系の雪でした

至福だった山頂でのひと時でしたが、いよいよ下山滑走にかかります。

「雪がよければいい斜面を寄り道しつつ帰ろう」なんてノーテンキなことを考えつつ・・・
滑り込んだ斜面はコントロール不能の重雪じゃないの(怒)
まあ、モナカでないのが救いって感じ。

全く歯がたたないので大人しく往路下山。
ブナの林間はキックターン多用でなんとかかんとか降りていきます。
だいたいこんな感じ、いつもの山スキーだね。

12時きっかりにスキー場に復帰。
パトロールに下山報告し、腐れ雪のゲレンデをこれまたなんとかこなしてこの日は終了。
滑り的には全くいいところなし、散々な結果でした。

それでもそんなことは全く気にならないほど焼山北面の絶景が素敵でした。

スキー場から1時間もあればあの絶景が見れるんですからまた来てしまいそう。
そのときは雪もよければなお良し、ですがね。

当日の模様を動画でも↓

【放山BC】シャルマン火打から1時間、北アルプス並みの絶景のお山へ。テレマークスキーでバックカントリー。

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