今週末の天気も先週同様土曜日がよくて日曜微妙とのこと。
何週繰り返すんだこのパターン。
おり悪く今週から夜勤がスタートしてしまい土曜の早出は無理。
近場のバックカントリーエリアで遅い到着でも駐車出来る場所、ということで根子岳の峰の原ルートに行ってきました。
4年前(2017年)の同時期(4/14)に極上のザラメ雪を滑ってたので、その再現を期待しましたが雪解けが想像以上。
ササヤブを縫いながらの登り、滑り、となり山スキーとしてはさっぱりな結果でした。
それでも久しぶりに頂上に立てたのでそれなりの感慨もあり。
それにしても雪解け早すぎでしょ。
シーズン初めに大雪が降ったので油断してましたが、その後の降雪がサッパリでしたからね、加えて近頃の高温続き。
こりゃ早めに2000m以下の山は行っておかないとスキー出来なくなるな。
今回のルート 峰の原高原から往復
【根子岳】
峰の原高原(7:55)~避難小屋(9:30)~子根子分岐(10:42)~根子岳(11:25-11:40)~子根子岳(12:15)~避難小屋(13:15)~峰の原高原(14:25)
峰の原のペンション街からゴルフ場を横切って牧場へ。あとは登山道沿いを雪を拾いながら頂上へ。
スキーは避難小屋の下で履きましたが、途中2か所ほどワンポイントで脱いでいます。
子根子の裏の北斜面に雪が残っていると期待して寄ってみましたが全然ダメ。
ツアーコースに戻っています。
雪のつきがいい斜面もありますが、そこを気持ちよく滑っていくとその先でササヤブに行く手を阻まれそうで、ツアーコースからつかず離れずで降りてきました。
【駐車場】峰の原高原のペンション街の路肩スペース。集会所より少し上。トイレなし。集会所のトイレも冬季閉鎖中。
ゴルフ場を横切って牧場へ
雪があれば高い方へただ登っていくゴルフ場ですがもう雪がありません。
カートの道を牧場のほうへ向かいます。
ペンション街から約30分で牧場。
朝日に輝く根子岳。いつもながら心ときめく瞬間です。
右手には奥ダボスのリフト降り場がほぼ同じ目の高さに。
リフト使わないなら峰の原からのほうが楽な気がします。
牧場からツアーコースに合流しても雪が繋がってないのでしばらくスキーは履けず。
避難小屋下でようやく板を履く・・・が
避難小屋の下でようやく板をつけます。
スタートしてから1時間半、とはいえこの先雪が繋がっている保証はないので見切り発車。
登山道沿いが比較的雪がありそうなのでそれを辿ります。
もうこんな状況ですから気持ちいい下山滑走は諦め、どこかに良い斜面があってそこだけでも楽しめればいいやといった心境。
やはり雪切れもあり、2回板を脱ぐ場所がありしました。
それにしてもスキー的には惨憺たる有様。笹のほうが明らかに優勢で「ホントにここ滑るの?」って感じ。
天気が良くて、振り返れば素晴らしい見晴らしなのが唯一の救いです。
根子岳頂上は四阿山の展望は良し、北アルプスは見えず
ササヤブに行く手を遮られたりしながら、いつになく苦労してキャットツアーの終点まで来ました。
ここからは樹林が密なのと頂上直下が急なため、板を外して頂上往復にします。
もう10分くらいだからルンルンです。
キックステップで登るのも気持ちいい。
山頂到着。所要時間3時間半、今回は疲れたあ。
くまこも久しぶりの山頂にご満悦♪
頂上は四阿山が目の前にど~んと展開しているほかは雲が多め、山岳展望は楽しめませんでした。
北アルプスも雲の中、ちょっと残念な日になりました。
下山滑降はまあ山スキーって感じ
さて、お楽しみの下山滑走といきたいところですが、登ってくるのにもルート取りに苦労するくらいですから。
山頂直下のオープンバーン(?)を楽しんだあとはツアーコース上を行ったり来たり。
子根子の裏が北斜面なのでちょっと寄ってみたけど似たり寄ったり。
下まで滑れそうだったが、行った先で藪に行く手を阻まれたら面倒なのですぐにツアーコースに戻りました。
あとはササヤブの間を横滑り、キックターン、ボーゲン等を駆使して降りるのみ。
雪も思ったほどのザラメになっておらず快適とは言い難い。
先ほどのオープンバーンも無理やり楽しかったと思い込んで自分を納得させる。
まあよくある山スキーですね。
なにはともあれ安全第一で無事スキーは終了。
こんなはずじゃなかったと黄昏るヒトトキ。
もう根子岳は終了だね。
それにしても今季の雪解けはかなり早いのかも知れません。
行きたいところは早めにやっつけとかないと今回のようなことになりそうです。
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