【乗鞍大雪渓BC】自転車スキーで乗鞍ヒルクライムとBCクロカン 2021/7/11(日)

バックカントリースキー

梅雨真っ盛りの今週末。
土日ともに大崩れはしないが良くもないという天気予報、こうなると遠出はしたくないので近場の乗鞍へ。
もうこれで6週連続の「乗鞍詣で」。
どうしても天気微妙だと近い所になってしまいますが、雪がいいのでそれもヨシ。

今回はエコーラインが自転車解禁になったこともあり(7/1~)、マウンテンバイクにスキーを括りつけて「自転車スキー」で行ってきました。
いや~自転車使うと快適快適。
なにしろバス代は浮くし(往復3,000円)、帰りはいつでも自分の好きなタイミングで、しかもマウンテンバイクでのダウンヒルは爽快そのもの。
たとえスキーが上手く滑れなかったとしても、記憶が上書きされて実にいい気分で終われてしまいます。
そろそろスキーシーズンが終わってしまうのが、つくづく残念でなりません。

【乗鞍大雪渓BC】これで乗鞍岳6週連続 MTBで乗鞍ヒルクライム BCクロカンも

行動概要

標高1810mの「三本滝駐車場」から自転車で「大雪渓・肩の小屋口」まで。
6時に出発して8時半頃に到着。
BCクロカンに換装し先週より少し標高を落とした斜面で滑って登って。
GPSログがグチャグチャになってるところが2か所あるのですが、どちらも良い斜面でした(後述)。
雪はスプーンカットが形成され、夏の雪渓に近づいてきてます。
それでも整地すればそこそこ滑れる斜面になり、標高差でいうと10mくらい!を行ったり来たり。

三本滝駐車場

三本滝 5:00

バス利用であれば観光センターが一般的だと思いますが、こと自転車となると三本滝まで上がったほうが圧倒的に楽です。
ヒルクライムの大会は観光センターからスタートですが、スキーが目的なら三本滝までの7kmは長すぎます。
ここはズルして三本滝からとさせていただきますよ((・_・;)

その三本滝、朝5時の段階で8台ほどの駐車。
梅雨の最中にしては結構来てるな。

トイレもあるので(水洗和式)、6時のゲート開放まで自転車の準備をしつつノンビリと。

エコーラインは登りやすい

マウンテンバイクにスキーを括りつけて。
サイドバケットにはクロカン靴やパンク修理キット、アイゼン等の重めのものを積んでます。
なるだけザックは軽くしたいのでね。

ゲートが6時に開いて、少しした6時10分スタート。
最初はスキー場を抜け、その後は樹林帯を淡々と。
最初の内は傾斜も緩いので、朝イチの元気な脚で楽々と登っていけます。

位ヶ原山荘 7:30

ゆるゆると1時間半で位ヶ原山荘に到着。
ちなみにペースは凄くユックリです。
ロードバイクには次々抜かれるは、マウンテンバイクにも何台も抜かれる始末。
ま、「スキー積んで重いから」って言い訳は成り立つのでね。
ここで脚を使い切ってスキー出来ないんじゃ元も子もないんです。

位ヶ原山荘から上は傾斜がキツイ箇所が多くなってきて脚にきます。
辛いんだけど、これまでの樹林帯から高山っぽくなってきて気分は晴れやか。
こんな標高を自転車で走れる幸せ。
全国からヒルクライマーが訪れるのも納得の絶景が・・・って今日はまだまだ30%ってところかな。
稜線の雲が取れてくれればねえ・・・

大雪渓・肩の小屋口 8:30

ゆっくり2時間半かけて大雪渓に到着です。
位ヶ原までは余裕だったけど、そのあとの1時間はかなり辛かった。
途中でバスの始発便に抜かれたので、既にたくさんのスキーヤーがコブに取りついてます。

なんといっても乗鞍ヒルクライムですから、ここまで辿り着いたことで気分的にはすでに終わった感充分。
とはいえ、せっかくスキーを上げてきたのですから、1ターンでも2ターンでも、とりあえず滑らないことにはカッコつかんな・・

大雪渓でBCクロカン 標高差10Mを滑って登って

ヒルクライムが終わって、大雪渓からのGPSログです。
ログがグチャグチャしている所がBCクロカンで滑って登った斜面です。
2ヶ所あるのは、最初は上の斜面で遊んでたのですが、ここは団体さんの練習斜面だったらしく、下の斜面に移動したためです(上と下は標高ではなく、地図の上と下です)。

等高線の幅が標高差10mおきについてるのですが、滑ってたのはほぼその幅に収まるくらいの範囲内。
短っ!
でもBCクロカンならこんな斜面でも楽しく遊べるんです♪

大雪渓も文字通りの雪渓になってきて、雪面はスプーンカット状にデコボコ、ガリっと氷った箇所もあるので、まずは整地してから。
横滑りとクルリンターンの練習なら、板2本分の幅と4ターンくらい出来る長さがあればOK。

整地が終われば、あとは狂ったように滑って登っての無限ループ。
「少しでも滑れればいいや」と思っていたのに、いざ滑るとやはり楽しくて。
短い斜面でも納得の滑りになったり、転んだり、ちょっと上手く滑れなかったり、毎回なんらかの感触があり、それを確かめたくてまた登り返すという・・・
足元が軽快な道具ならではの気軽さ、本当にこういう遊びにピッタリ。

結局この日はお昼過ぎまで遊んで、自転車で下山。
ちょうど足が疲れたのと、雷も鳴り出してたので早めの撤収でした。
バスの時間に関係なく自分のタイミングで下山できるのも自転車スキーの利点、最高です!




コメント

タイトルとURLをコピーしました