【奥大日岳】草紅葉に彩られた絶景の稜線歩き 2024/9/24(火)

山登り

室堂から2時間ほどで行ける絶景の山、奥大日岳。
まだまだ紅葉は始まったばかりの感がありますが、草紅葉の斜面はすでに彩りにあふれています。
そんな草紅葉に彩られた稜線を楽しく登って、剱立山のとてつもない絶景に酔いしれました。

〈GPSログ

  • 雷鳥沢キャンプ場
  • 料金 一人一泊1,000円
  • 水 無料
  • トイレ 水洗(洋式)男女別
  • ※売店なし(徒歩10分ほどの雷鳥沢ヒュッテでビールが買えます。350mL缶450円。)
雷鳥沢キャンプ場 5:10

キャンプ場で過ごした昨夜が世間では3連休の最終日、明けて今日は平日ということで、思ったほどの混雑ではなかった雷鳥沢。
全部で50張りくらいだったかな・・最盛期は200張り以上の広大なキャンプ場ゆえに、張る場所には困らなかった。

称名川 5:30

キャンプ場の目の前の称名川を渡って出発。
左手方向のスカイラインを目指します。

それにしてもやっぱり立山は凄いな。
スタートからしてこんな風景の中を歩けるなんてね。
普通だったら何時間か歩いた後に目にするような光景が、何の苦労もなく拝めるんだから凄いことだよ。

室堂乗越 6:25

歩き始めから30分ほどで稜線に到達。
そこが新室堂乗越で、更に30分ほど進むと室堂乗越。
ややこしいですが、休憩するなら後者の室堂乗越のほうが良かった。
剱岳の姿も良く見えるし、ちょっとした広場になってるので。

そうこうするうちにお日様が出てきまして・・

陽光が草紅葉の斜面を優しく照らします。
やはり光があるとないとでは大違いで、先ほどまでとは比べ物にならないくらいの美しさに息を呑みます。

剱岳を眺めながらの楽しい稜線歩き。

剱岳と反対側には弥陀ヶ原から薬師岳まで、広大な空間が広がっています。
こんな景色を眺めながら、至福の稜線歩き。

奥大日岳 7:35

2時間ほどで奥大日岳に到着。
なんともお手軽ハイキングですが、そこは立山、見える景色は一級品です。
何といっても1番目立っているのが剱岳なのは言わずもがな。

立山もいいねえ・・

富山方面に目を転じれば、広大な弥陀ヶ原を一望し、薬師岳と鍬崎山の存在感にも目を奪われます。

あと、奥大日岳って東西に2つのピークがあるんですが、どちらかと言えば東のピークのほうが良かったかな。
こっちのほうが剱立山が近いです。

剱御前へ・・

1時間ほど絶景を楽しんだら、お次は剣御前小屋へ・・・
まだまだこの草紅葉の稜線歩きを楽しみたいし、剱岳を違う角度から拝むのも乙なものだしね。

青空に草紅葉の稜線・・・なんとも素晴らしい光景にうっとりするばかり・・・いいねいいね。

もうね、いつまで夏山なんだろね。
ここんとこ昼になるといつも雲が出てくるんだが、この日もそんな日でした。
なんだかなあ・・・空気は秋の気配に包まれているんだが、まだ夏なのかねえ・・・

剣御前小屋からの剱岳 11:30

だあ~、剱御前に着いたけど肝心の剱岳は雲の中。
でも奥大日が良かったからまあいいか・・
なかなか天気が昼までもたないんだよなあ・・

2匹目のドジョウはいなかったって感じでしたが、奥大日岳からの眺めは凄かったので、そんなに残念でもなかった。
まだまだ紅葉はピークではなかったけど、天気がいい中、楽しい稜線歩きが楽しめていい山旅でした。

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