室堂から2時間ほどで行ける絶景の山、奥大日岳。
まだまだ紅葉は始まったばかりの感がありますが、草紅葉の斜面はすでに彩りにあふれています。
そんな草紅葉に彩られた稜線を楽しく登って、剱立山のとてつもない絶景に酔いしれました。
〈GPSログ↓〉
- 雷鳥沢キャンプ場
- 料金 一人一泊1,000円
- 水 無料
- トイレ 水洗(洋式)男女別
- ※売店なし(徒歩10分ほどの雷鳥沢ヒュッテでビールが買えます。350mL缶450円。)
キャンプ場で過ごした昨夜が世間では3連休の最終日、明けて今日は平日ということで、思ったほどの混雑ではなかった雷鳥沢。
全部で50張りくらいだったかな・・最盛期は200張り以上の広大なキャンプ場ゆえに、張る場所には困らなかった。
キャンプ場の目の前の称名川を渡って出発。
左手方向のスカイラインを目指します。
それにしてもやっぱり立山は凄いな。
スタートからしてこんな風景の中を歩けるなんてね。
普通だったら何時間か歩いた後に目にするような光景が、何の苦労もなく拝めるんだから凄いことだよ。
歩き始めから30分ほどで稜線に到達。
そこが新室堂乗越で、更に30分ほど進むと室堂乗越。
ややこしいですが、休憩するなら後者の室堂乗越のほうが良かった。
剱岳の姿も良く見えるし、ちょっとした広場になってるので。
そうこうするうちにお日様が出てきまして・・
陽光が草紅葉の斜面を優しく照らします。
やはり光があるとないとでは大違いで、先ほどまでとは比べ物にならないくらいの美しさに息を呑みます。
剱岳を眺めながらの楽しい稜線歩き。
剱岳と反対側には弥陀ヶ原から薬師岳まで、広大な空間が広がっています。
こんな景色を眺めながら、至福の稜線歩き。
2時間ほどで奥大日岳に到着。
なんともお手軽ハイキングですが、そこは立山、見える景色は一級品です。
何といっても1番目立っているのが剱岳なのは言わずもがな。
立山もいいねえ・・
富山方面に目を転じれば、広大な弥陀ヶ原を一望し、薬師岳と鍬崎山の存在感にも目を奪われます。
あと、奥大日岳って東西に2つのピークがあるんですが、どちらかと言えば東のピークのほうが良かったかな。
こっちのほうが剱立山が近いです。
1時間ほど絶景を楽しんだら、お次は剣御前小屋へ・・・
まだまだこの草紅葉の稜線歩きを楽しみたいし、剱岳を違う角度から拝むのも乙なものだしね。
青空に草紅葉の稜線・・・なんとも素晴らしい光景にうっとりするばかり・・・いいねいいね。
もうね、いつまで夏山なんだろね。
ここんとこ昼になるといつも雲が出てくるんだが、この日もそんな日でした。
なんだかなあ・・・空気は秋の気配に包まれているんだが、まだ夏なのかねえ・・・
だあ~、剱御前に着いたけど肝心の剱岳は雲の中。
でも奥大日が良かったからまあいいか・・
なかなか天気が昼までもたないんだよなあ・・
2匹目のドジョウはいなかったって感じでしたが、奥大日岳からの眺めは凄かったので、そんなに残念でもなかった。
まだまだ紅葉はピークではなかったけど、天気がいい中、楽しい稜線歩きが楽しめていい山旅でした。
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