今年も行ってきました根子岳。
小雪の年ですが、なんとか頂上まで雪が繋がっていまいした。
滑りは笹を避けながらの何とも神経を使うスキーになりましたが、楽しめる斜面もあちこちに・・・ いつも遊ぶ小屋裏も笹藪が邪魔でしたが、滑るスペースは確保されており、楽しく「滑って登って」出来ました。
思ったより気温が上がらず、滑り始めは堅いところが多かったので、今日は遅めのスタートが吉だったようです。
〈軌跡↓〉
駐車場
奥ダボススキー場(無料)
トイレあり(暖房が効いてて快適、洋式水洗)
唐沢尾根を登るので、スキー場の脇のゴルフ場を上がっていきます。
朝6時半では雪はまだカチカチ、これが溶ける瞬間に滑れると最高なんだよなあ・・
なんと、ゴルフ場では除雪が始まっていました。
やはり今年は雪が少ないので、色々なことが例年より早く回っているようです。
山も旬を見極めて、行きたいところは早めに行っとかないとね。
牧場に出るには鉄条網をクリアしなければなりません。
2年前に来た時は跨げるくらいの雪があったのに、今日は下をくぐって・・・
これ・・・人がくぐれるようにしてくれてますが、牧場のほうで配慮してくれてるのかな?
牧場の出口もちゃんとゲートが開いてます。
ここから見上げる牧場ですが、思ったより雪が少ない。
おそらく雪は繋がってるだろうが、この先に密林地帯があって、この雪の量では苦労しそうなのでツアーコースに合流して山頂を目指します。
ゲートからはスノーシューのコースがツアーコースまで繋がっているので、それを辿ります。
結局、1時間かかってツアーコースに合流、こんなことならスキー場を上がってきた方がよかったな。
ツアーコースの雪も結構薄くなってて、土が出ている所も・・・
傾斜があるところは雪の幅も狭くなってて、そろそろ雪が切れる所も出てきそうです。
この日は山頂近くまで雪切れはなかったです。
ツアーコースはシュプールでギタギタ。
雪が緩まないと滑るのに大いに難ありです。
それにしても背後のパノラマの見事なこと・・・北アルプスの屏風が春霞もなくクッキリと・・・振り返ってばかりで中々歩が進みません♪
3時間強で頂上到着。
天気はいいのですが、思ったより気温が上がらず雪が緩まない。
まだ滑るには早すぎるので頂上でゆっくりします。
展望の山ですが、白眉はやはり北アルプス。
青空に映える真っ白な山並みについつい目がいってしまいます。
素晴らしい展望なのですが、さすがに山頂は寒い。
雪が緩むまで待つつもりでしたが取りあえず1段下がることとします。
いざ滑りだしてしまえば、雪は危惧していたほど堅くはなく、新雪とガリガリのMIXながらキックターンまじりで行けばなんとかこなせてしまうレベル。
なんだかんだであっという間に高度を下げて、2000mくらいから滑りやすくなってきました。
もうこうなればいつもの小屋裏で「滑って登って」・・・
北アルプスに向かって滑りこむ、信じられないほど素敵なロケーション!いいねいいね~♪
最初のうちこそ堅い雪でしたが、時間が経つにつれて滑りやすくなってきました。
やはり今日は遅めのスタートで、昼頃に登頂するのがベストだったようです。
小屋裏では1時間ほど遊んで、帰路につきました。
帰りも雪はいい感じ、ザラメではないけど、2日前の雪がまだフレッシュだったからかストップ雪にもならずに楽しく滑れました。
もう少し雪があれば小屋の下も凄く良いはずなんだけど、今年は藪が多くて爽快な滑りが出来なくて残念。
それでもスキーで縫っていく隙間は充分にあり、ツアーコースが平坦になるあたりまで合流しないで滑ってこれました。
驚いたのはスキー場の雪がちょっとフィルムクラスト気味だったこと。
スキー場の雪は全く期待していなかったのでこれは嬉しい誤算、最後の最後に素晴らしいプレゼントを受け取った気分です。
考えうる中で最高の終わり方でした♪
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