こんにちはKojiです。
2020年1月下旬に一条工務店の平屋に引っ越してから、早くも1年半が過ぎました。
丸1年が経ったことで、年間の光熱費や諸経費のデータが出そろい、今後の展望も予想できるようになりました。
今回は太陽光発電の初年度の発電実績から、その経済的なメリットを検証してみました。
はたして高いお金をかける価値があるものなのか、現在設置に迷っている方の参考にもなれば幸いです。
太陽光発電の経済的なメリットの考え方 売電と自己消費
一条工務店の太陽光発電のシミュレーション。
発電量と経済的なメリットを算出してあります。
我が家の太陽光は14Kwで、売電価格は1kwhあたり15.4円、この価格で20年間売電できます。
因みに売電には全量買取と余剰電力買取の2つの制度があり、我が家は余剰電力買取です。
これは、発電した電気から自分の家で使った分を引き算し、余った電気を売電する仕組みです。
経済的なメリットでいうと、売電はそのまま売電額として手元に残るので分かりやすい。
一方、自己消費とは、発電した電気を自分で使っている分も、本来太陽光がなければ電力会社に支払うものなので、そのぶん経済的なメリットだろうという考え方です。
要は太陽光のおかげで払わなくて済んだ電気代といったところでしょうか。
というわけで、売電金額に自己消費分(太陽光のおかげで払わなかった電気代)を足した金額が、経済的なメリットということになるようです。
試算では「20年間で550万円!」のメリット
一条工務店のシミュレーションでは20年間で550万円のメリットがあると算出されています。
我が家の太陽光発電の設置費用は260万円だったので、20年のスパンで見ると設置費用の回収はおろか、更に300万円近くの経済的なメリットが上乗せされるという、夢のような未来が描かれています。
しかし冷静に考えて、20年で倍近くの価値が見込まれるって、こんなに美味しい投資話ってあるんだろうか?
そこで1年経ったことでもあるし、この1年間でどの程度の経済的なメリットがあったのか、算出してみたいと思います。
これによりシミュレーションの妥当性も検証できるし、この先何年くらいで設置費用を回収できるのか、見当もつくはずです。
入居後1年間の売電価格と自己消費電力から算出した経済的メリット
サンプルとして2020年2月から2021年1月にかけての売電金額と自己消費分を算出してみました。
結果は・・・
- 売電金額 (2020/2~2021/1)28万1,770円
- 自己消費分(2020/2~2021/1) 1453Kwh 39,231円(1kwhあたり27円で計算)
自己消費分については1kwhあたり27円で計算しています。
これはシミュレーションに倣った形です。
太陽光発電している昼間電力は、中部電力では1kwhあたり38.71円なので、これで計算したほうが見た目のメリットは大きくなるのですが、ここは抑制方向に振った値で検証してみます。
どちらにせよ自己消費分は、手元にお金として入ってこないので、なんか実感としてピンとこないんですよね。
ともあれ両方を足してみると、なんと32万1,001万円!
もしこのままいけば、10年間で320万円の経済的なメリットがある計算になります。
シミュレーションだと10年で約290万円ですからこれを上回る結果となりました。
こりゃ最初の10年間で260万円の設置費用の回収も夢ではない?
そしてその後の10年間は固定価格での売電が保障されているので丸々お得。
もちろん、年によって天候も変わるし、経年劣化もあるので、純粋に初年度の結果がそのまま続くとは考えていません。
むしろ年々発電量は減っていくはずなので、ある意味シミュレーションの結果はよくできていると、評価してもいいのでは、と感じます。
まとめ
結論としては一条工務店のシミュレーション、経済的なメリットに関してはかなりの妥当性があると評価できる結果になりました。
もちろん、初年度の1年限りということで、データとしては不十分な感が大いにありますが、今後の見通しが想像できただけでも今回の検証は良かったなと・・・
なにより、10年くらいで設置費用の回収が可能になりそうなので、太陽光載せて良かったと安心しております。
とはいえまだ1年目なので、今後どうなるかは全くの未知数、はたして10年後にめでたく費用回収となるか・・・楽しみつつ見守っていきたいと思います。
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