富山遠征2日目はアルペンルートをあえて上がらず、美女平を歩いてみました。
前から気になっていた立山駅からの道の偵察も兼ねてます。
バスだとあっという間の区間、歩いてみればそれなりの味わいもあるのでは・・・と期待していました。
巨木は確かに凄い大きさなんですが、う~ん、それほどの感動は覚えなかったなあ・・
やっぱり立山は室堂からがいいなあ・・・を再確認した次第。
ケーブルカーをパス出来る道は急登続きですが、整備も入っており、場合によっては使ってもいいなと確認できたので、こっちのほうは成果有り。
駐車場
立山駅
1番上の駐車場は部分的に工事のため狭くなっていました。
朝6時半の時点では5割ほどの駐車率、下山時(12時半)はほぼ満車でした。
河原のほうはガラガラ。
トイレ
駐車場から道路の向かいに外トイレあり。24時間使用可能。
【当日の軌跡】↓
昨日の雨飾山からその日のうちに立山駅に入り、そのまま車中泊。
朝の立山駅は平日だからか平穏そのもの、駐車場にも空きが目立ちます。
アルペンルートの混雑も落ち着いてきたのかな、今日は自分の足で美女平まで上がるので関係ないけど。
登山道へは踏切を渡って・・・
国立登山研修所(文登研)の前をUターンして駐車場の奥へ・・・
立山駅の裏口といったところに取りつきが・・・
事前にネットで調べたとおり・・・便利な世の中になったもんだ・・・
ちょうどケーブルカーが出る時間、こんな視点でみるのはもちろんはじめて。
いきなりの急登が連続する道、幅も狭くて転落しかねないので登りはともかく下りは神経使いそう…
しばらく登ると、角ばった石が折り重なる道になり、これが材木石だった。
ケーブルカーで何度もアナウンスを聞いてたのですが、実際に触ったのは初めて。
この辺は足場が岩なので歩きやすい。
梯子場やロープもありますが、思ったよりも整備されてて普通に登っていけた。
むしろ何もない序盤の急坂がやらしかったな。
1時間半ほどで美女平へ。
ちょっと注意が必要だけど普通に歩ける道でした。
アルペンルートの富山側で、このケーブルカーの区間だけは歩いたことがなかったので、これで
理論的には立山駅から室堂まで歩いて行けることが分かりました。
まあ、実際に室堂まで歩くかは別問題ですが・・・
美女平だけあって美女杉。
巨木巡りの最初の立山杉。
遊歩道の入口に案内板。
ルートは3通りほどあって、すべての巨木を見ることは難しそうなので、1番長く歩ける外周りで行ってみます。
遊歩道と思いきや普通に登山道な道で、これは足元が確かな靴でないと辛いな。
観光客がふらっとくるには厳しい感じ。
最初に出会うは火炎杉。
胴体が空洞みたくなってて人が入っても大丈夫なくらいの大きさ。
胴回りの太さが半端ないな。
進むほどにブナも増えてきて、立山杉とブナの混成林といった佇まいに。
杉とブナが一緒に生えてるのは珍しいのでは。
残念だったのは車道に出る直前にしか休憩適地がなかったこと。
植生の説明板とかはたくさんあったのに・・・
だらだら歩いてるうちに車道まで来てしまった。
アルペンルートではバスで車窓見学するブナ坂をじっくりと眺めながら・・・
素晴らしいブナ林ですが車道からでは魅力半減・・・
再び遊歩道に入って「おんば杉」。
最後に見た巨木が子育て杉。
木の途中から違う木が生えてるので子育てなのかな。
う~ん、美女平ハイキング・・・ちょっとイマイチでしたねえ・・
立山杉って確かに胴回りが非常に大きくて圧倒されるんですが、枝が好き放題に散らばってる感じで木の姿が美しくないんですよね。
同じ大木ならブナのほうがず~と美しくて、ついつい見入ってしまう・・・立山杉は好みじゃないです。
やはりアルペンルートは室堂まで行かないとつまらないのを再確認しました。
下山に費やしたのは1時間、ケーブルカーの待ち時間が酷ければ、こっちで帰ってくるのも有り。
これが分かっただけでも良かった。
いつかは立山駅から立山まで歩いて行ってみたいものです。
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