なかなか梅雨が明けない甲信地方です。
6月下旬に針ノ木岳に行ってから、休みの日に天気が思わしくなく3週間以上も山に行けてない。
少しでも歩いとかないと体がなまる一方だし・・・
ということで、展望がないのは覚悟のうえで、夏山始めとしてまずはお手軽な烏帽子岳へ・・・
予想通り終始曇りがちな梅雨空で、展望はゼロでしたが、稜線ではコマクサが見れてビックリ!
〈GPSログはこちら↓〉
駐車場
地蔵峠(湯ノ丸スキー場の駐車場)。
この日は平日ということもありガラガラ。
トイレもあり(洋式)、自販機も動いているので快適そのもの。
地蔵峠の駐車場を6時前にスタート。
なんだか霧が濃くて視界も悪く、おまけに霧雨気味の雨も降ってて、気分は大いに盛り下がったままでのスタートです。
始めはキャンプ場への舗装路を辿ります。
舗装路を10分ほどでキャンプ場に到着。
結構広いキャンプ場で、下地も短い草地で覆われていて、なかなかに快適そうなキャンプ場です。
この奥から登山道に入っていきます。
ちょっとした急登を10分ほどで中分岐。
ここから湯ノ丸山に行く道も出ています。
我々は最短距離で烏帽子岳を目指すので、水平歩道へ・・・
水平歩道を30分ほどで小梨平。
歩き始めから1時間くらい経ってるので、ここで休憩としました。
小梨平から稜線までの標高差200mほどが、そこそこの急登が続いてちょっときつい・・・。
それにしても2年前に来た時と、今回とで印象が全く違う道です。
藪がうるさくてうっとおしい所が結構ありまして・・・
前は11月だったので、もっとスッキリしてた気がします。
やっぱり山は秋以降がいいよねえ・・・夏も行くけどさ。
本来なら絶景がバッチリの稜線に出ても辺りは真っ白・・・
なんだかなあ・・・何しに来たんだか。
と思っていたら、なんとコマクサが咲いてるじゃないの~♪
ここって2000mだよね、こんな高度でも咲いてるんだ、ちょっとビックリ!
小烏帽子に登る途中の砂礫地に可憐な花をつけていました。
とはいえ群生してるわけではなく、4株ほどが離れて個々に咲いてる感じでした。
今日は何にもない日だと思っていただけに、せめてコマクサだけでも見れて良かった。
山頂に着いてもガスは晴れず・・・
40分ほど天候待ちしたけど何の変化もなく、諦めて下山しました。
コマクサは見れたけど、展望ゼロのお山はやっぱり辛いものがあります。
前に来たときは隣の湯ノ丸山以上の好展望に大いに気をよくしたもんでしたがね。
まあ、こんな日もあるということで・・・
お手軽な展望の山としてよく利用する山ですが、コマクサも咲いてるとはね。
新たな発見でした。
それにしても早いとこ梅雨明けしてもらいたいもんです。
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