待ちに待った梅雨明け。
その最初の週末は期待通りの快晴に恵まれまして。
土曜日は絶景の蓼科山を満喫し、今日は毎度の乗鞍詣で。
これで7週連続。
(蓼科山の模様はこちら)
今回もMTBで大雪渓までヒルクライム、せっかくの快晴なので山頂まで足を延ばし、絶景を堪能してきました。
スキーのほうは完全におまけ。
絶景とヒルクライムで充分満足した1日でした。
行動概要
標高1810mの「三本滝駐車場」から自転車で「大雪渓・肩の小屋口」まで。
6時に出発して8時10分頃に到着。
自転車を置いて山頂へ。
9時40分に剣ヶ峰(3026m)に登頂。
しばし休んだのち、肩の小屋直下でBCクロカンに履き替え、大雪渓でひと滑り。
雪はスプーンカットが形成され、ほぼ夏の雪渓といった状態です。
それでも整地すればそこそこ滑れる斜面になりました。
帰りはもちろん、MTBで爽快ダウンヒル。
三本滝駐車場
バス利用であれば観光センターが一般的だと思いますが、こと自転車となると三本滝まで上がったほうが圧倒的に楽です。
ヒルクライムの大会は観光センターからスタートですが、スキーが目的なら三本滝までの7kmは長すぎます。
ここはズルして三本滝からとさせていただきますよ((・_・;)
その三本滝、朝5時50分の段階では20台ほどの駐車。
梅雨明け直後とあってなかなかの駐車台数。それでもまだまだ余裕の40%くらいの駐車率。
観光センターから上がってきた何人かのローディーが、6時のゲート開放を待っています。
ここにはトイレもあり(水洗和式)、自販機もあり、自転車の準備をしつつノンビリと。
高原道路の面目躍如、素晴らしい乗鞍ヒルクライム
今回も自転車スキーで大雪渓まで。
先週からの変更点は、サイドバスケットをオルトリーブのサイドバック(赤いバッグ)に変えた点。
こちらの方が、自転車が揺れたり跳ねたりした時に、荷物が落ちたりする心配がない分、安心して乗っていられます。
左右で40リットルの大容量、クロカンブーツからパンク修理グッズ、携帯ポンプまでボンボン入れて出発!
重いものは自転車に引かせて、なるだけザックは軽くしたいのでね。
位ヶ原山荘まで1時間20分。
ここまでは緩やかな登りが続き、タイムとかを気にしなければ楽しく登れます。
ここからは森林限界になり、晴れていれば絶景を眺めながらのヒルクライム。
エコーラインのクライマックスといったところ。
ただ、斜度もそれなりにきつくなります。
このように常に乗鞍岳を眺めながら・・
登りはきついですが、それ以上にこんな高所で自転車に乗れる幸せがまさります。
遠くの山並みも遠望しつつ・・・
乗鞍の道はマイカーの乗り入れが禁止、バスか許可車両のみなので、通る車が少ないのも魅力です。
大雪渓の入り口に到着。
登りおよそ2時間10分、道のりは12kmなので時速6キロくらい、歩きかってくらい遅いですね。
まあ~次から次に抜かれましたわ。
それでも絶景を堪能しながらの楽しいヒルクライムでした。
せっかくの快晴なので頂上にも行ってきました
大雪渓に着いた時点で8時15分。
まだ雲一つない文句なしの晴天です。
こんな日もなかなかないので、せっかくですから頂上にもいってみます。
本当は早くスキーしたかったのですが、雪を見ると、かなり雪渓化が進んでいて、そろそろ私の腕では手に負えなくなってきてる。
あくまでスキーはおまけということで。
頂上へは1時間20分で到着。
何度も登っている乗鞍ですが、今日の景色は抜群。
夏にしては空気も澄んでいて、周りの山々も鮮やかに見渡せました。
それにしても、たくさんの山があるのに、いつも1番気になるのは穂高なんですよね。
およそ見飽きるなどということはなく、いつまでも眺めていたい雄姿です。
スキーはそろそろきつくなってきた BCクロカン
絶景を堪能したら、大雪渓でBCクロカン。
いつの間にか全面スプーンカットの大雪渓になっており、整地しないと私の腕では滑走不可能。
グラグラフラフラしながら、いつものゲレンデに到着するも、先週より雪解けが進んで、滑れる長さが激減。
それでも2ターン位できる範囲を整地して、滑って登って。
周りを見渡せば、コブに励むスキーヤーや、ポール立てた基礎スキーの団体ばかりに。
広大だった大雪渓もさすがに狭くなってきて、そろそろ、「どこでも滑れる」っていう大斜面状態は終わりに近づいてきました。
ガチ系のスキーヤーに混ざって、BCクロカンでヘロヘロしてるのもなんかな~、という感じ。
う~ん今シーズンも潮時かな。
こうなりゃ絶景を正面にコーヒータイム。
穏やかな時の流れに身をまかせ、今シーズンの終わりに想いを馳せます。
楽しかったな~。
ヒルクライムと登山とスキー、三者三様の楽しみ(苦しみ?)を満喫できた最高の1日となりました。
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