ついに大雪渓まで延伸した乗鞍岳春山バス。
手軽に3000mの登頂とスキー滑走が出来るとあって、早速行ってまいりました。
天気も1日中安定し雪も滑りやすいザラメ、大雪渓周辺の斜面で滑って登って、時間も忘れてバスの最終便まで遊んでしまいました。
今日のルート
春山バスの「大雪渓・肩ノ小屋口」バス停から大雪渓を辿って剣が峰(3026m)へ。
その後、大雪渓周辺でスキー滑走を楽しんでバスの最終便(15:16発)で下山。
バス代往復3,000円。
肩ノ小屋口(9:25)~乗鞍岳(剣が峰)(11:07)~肩ノ小屋口(14:55)
【駐車場】
乗鞍観光センターの駐車場。
この日は30%くらいの駐車率。
【トイレ】
駐車場にあり。洋式水洗。ただし車中泊は禁止の張り紙あり。
肩ノ小屋口バス停にもありますが、観光センターのほうが快適です。
大雪渓から乗鞍岳へ
朝8時の観光センターはまだまだ余裕の駐車台数、乗鞍岳が朝日に映えます。
この日の始発便(8時半発)は3台で運行。
スキー板はバスの荷物入れに預けられるので、ザックと体でバスに乗り込めます。
9時25分、大雪渓を登り始めます。
バスの第1陣が一斉に頂上へ。
もう6月ですが、稜線近くまで雪を拾って登っていけます。
そのためか、登山者のほとんどがスキーやボードの滑走系。
我々もその1人ですが、スキーはぶら下げてアイゼンで登っていきます。
登るにつれ穂高が姿を見せるようになって。
ちょっと遠くて迫力には欠けますが、先週の立山のような全面真っ白と違って景色を楽しみながらノンビリ登れるのは素晴らしい。
標高2920m、稜線手前まで雪を繋いで登れました。
岩の影にスキーを置いて頂上を目指します。
帰りにスキーを回収して、お楽しみの大雪渓滑走です。
バス停から1時間40分、乗鞍岳登頂です。
なんだかひどくあっけなく、やはり大雪渓までバスが来るとかなりお手軽に登頂できる3000m峰になりますね。
頂上は神社が大部分を占めて狭く、風も強いので長居せずにさっさと下山。
心は早くもスキー滑走へ。
お楽しみのスキー滑走 上部は厳しかったが大雪渓周辺は良い雪
お楽しみの下山滑走。
先ほどのスキーデポ地から降りますが、傾斜があるうえに氷とザラメのミックスでなかなか難しい雪。
登ってくる人もいるので横滑りとキックターンでズルズル降りていきます。
それでも穂高を正面に臨む素晴らしい景色の中、山スキーの醍醐味を満喫です。
大雪渓まで降りたら肩ノ小屋方面に登り返して休憩。
頂上でゆっくり出来なかった分こちらで体を休めます。
午後は大雪渓周辺で滑って登って。
いい斜面を探しながら移動して。
ステップ板の機動力がありがたい。
バス停を眼下にまるでゲレンデのよう。
頂上まで行くと、帰りのバスは12時31分、13時16分、15時16分の3本。
時間になったらシャーと滑ってバスに乗り込んで。
ここだとバスの時間に合わせた帰りのタイミングが読みやすい。
この日は極上のザラメ雪という感じではなかったですが、我々の腕でも充分楽しめる雪でした。
結局、最終バス(15:31発)まで遊んで大満足の1日になりました。
乗鞍のスキーシーズンはまだまだ続きます♪
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