【東北遠征その1】鳥海山バックカントリー(吹浦から扇子森の北斜面へ) 2023/5/9(火)

バックカントリースキー

GWから1週間ずらして訪れた我が家の大型連休。
毎年この時期は鳥海山に行くのが恒例ですが、今年も行ってきました。

土曜日から休みだったのですが、初日からあいにくの雨模様。
土日は移動日と割り切って、2日かけて下道でゆっくりと北上しました。
月曜日も雨だったので都合3日間も無為に過ごし、ようやくやってきた晴れの日は吹浦からの鳥海山BC。

前日までの雨が山では雪だったようで、これが滑りに悪さをしないか心配でしたが、全くの杞憂でした。
雪で溝やデコボコも埋まったのかフラットな斜面に、新雪というよりはザラメよりな雪で滑りやすさ抜群!
鳥海山をバックに夢のようなひと時でした♪

【東北遠征1】鳥海山バックカントリー(吹浦から扇子森の北斜面へ) ザラメが降ったのか?なんと、前日の新雪が滑りやすいザラメ雪になってた!

〈GPSログ

駐車場
大平山荘を過ぎてしばらく行った広い路肩(ブルーラインは17時から翌8時まで通行止め)。
15台くらい停めれるようです。
トイレ無し、鉾立まで行けばあり。

道の駅 鳥海フラット 6:00

土曜日に雨の松本を出て、漸く晴れたのが火曜日とはね・・
3日間も無為に過ごしてしまった分、これからは楽しむよ~♪

吹浦口 8:15

ブルーラインが開くのは8時、GW後の平日なので余裕かと思ってたら結構混んでました。
7時50分頃にゲート前に着いたのですが、この時点で10台くらい並んでて、8時にゲートが開くと同時に一斉に上がっていきました。
いつもの駐車スペースもあっという間に埋まっていって、我々もなんとか駐車出来た感じ。
いや~、鳥海山はさすがに人気ありますね。

出発 8:30

さっさと準備して8時半に出発。
この時期、駐車場から雪があって、最初からスキーで上がれるってのはいいねえ・・

取り付き付近の雪は、まだまだ繋がってまして、今年は雪が少ない割には快適に登れました。

序盤の山場、台地までの急斜面は日陰の部分がカリカリでちょっと緊張しました。
早くも、背後には日本海が青く輝き、はるか鳥海山まで来た実感を味わいつつ登っていきます。

急斜面をこなして、ようやく台地上の広大な斜面に出ました。
いや~、やっぱりこの広大な斜面はなかなかに壮大、今年もここに立てて幸せいっぱいです。
あとは頻繁に設置されている旗竿を目印に黙々と歩くのみ。

ここ数日の雨が山では雪だったようで、雪面が白く、綺麗になっています。
とはいえ、山全体が白くなるほどの降りではなく、雪面にちょっと乗ってるって感じ。
GW後ということで、普段なら滑走跡が酷いはずですが、この雪が少しはギャップを埋めてくれたのか、結構フラットな雪面が続いています。
これでストップ雪にさえならなければ、かなり滑りやすそうな雪で、期待が高まります。

長坂道との合流点 10:30

2時間ほどで鳥海湖の上に登り上げ。
鳥海山がいよいよ迫力増しで望めるようになってきました。
ここで一旦雪切れでスキーを外し、再びクラックが入った右の雪面を辿っていきます。

御浜小屋 11:00

去年は小屋のあたりから鳥海湖に滑りこみました。
まあまあ楽しかったのですが、縦溝に苦労した記憶があるので、今回はもう少し奥、扇子森の北斜面を目指します(去年の模様はこちら)。

稲倉岳と日本海
扇子森 11:15

扇子森に到着。
鳥海山も間近に見れるし、稲倉岳と日本海の取り合わせも素晴らしい、なかなかいいところです。
ここから稲倉岳を正面に見ながら、北斜面を滑ります♪

いや~、なんなのこの雪!
よく走る湿ったザラメ雪、新雪降ったのにザラメ?わけわからん。
雨混じりの雪で、降りながらザラメになったのか、いずれにせよ歓迎すべき雪だったのは確かです。
ギャップも埋まってフラットな雪面にしてくれて、これなら3日間の沈殿も許せるかな?

極上ザラメのフラットな斜面を何度も滑っては登って・・
鳥海山をバックに夢のようなひと時・・・いや~、楽しかった♪

3日も雨で潰れた今遠征、ようやく訪れた初日に、こんなに当たりの斜面と雪に恵まれて満足満足。
下山の滑りも、心配してたストップ雪にはならずに楽しく滑ってこれました。


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