【御嶽山】田ノ原高原からの王滝ルート 2023/9/16(土)

山登り

標高2200mの田ノ原高原から御嶽山に登ってきました。
登山道から拝むご来光と雲海が広がる山頂、素晴らしい展望に恵まれました。
惜しむらくは、時間が経つにつれて雲が上がってきてしまい、下山時は全く展望を楽しめなかったこと。
とはいえ、頂上までは絶景を眺めながらの楽しい登りでした。

【御嶽山】田ノ原高原からの王滝ルート 登山道から仰ぎ見るご来光と眼下に広がる雲海

〈当日の軌跡〉

駐車場
田ノ原高原の駐車場
凄く広い駐車場で、朝4時くらいではガラガラ、下山時(9時半頃)で残り20台ほどでした。
トイレ
凄くキレイなトイレが駐車場にあり。
洋式水洗。24時間使用可。
他に王滝頂上にもあり。

田ノ原高原の駐車場にて 4:00

登山口の田ノ原高原は標高2200m。
このところの暑さには閉口しますが、ここでの車中泊は別世界、暑さどころか寒さを気にしないといけないくらい。
これだけ涼しいのに、なぜか知名度は低く、結構空いています。
信州であれば美ヶ原や霧ヶ峰もいいですが、こっちのほうが人も少なくて、夏の車中泊に超お勧めの場所です。
トイレもスーパーグレート、なんと、ウォッシュレットつきの便座でした。

ヘッドランプをつけて4時過ぎに出発です。
最初のうちは、奥の院までの緩やかな参道歩き。
砂利を踏みしめながら、準備運動に丁度いい感じ。

夜明け 5:00

参道を20分ほどで、本格的な登山道になります。
登山道からはすぐに森林限界になって、振り返れば素晴らしい眺め。
5時頃から次第に空が紅くなってきて、日の出までの様々に移り変わる空の情景をたのしみつつ・・・

日の出は5時半頃だったかな。
つい直前までタイムラプスで撮影してたのですが、一向に上がってこない太陽に業を煮やして出発してしまいました。
なんともこらえ性がないというか・・・あともう少し待ってればよかったのに・・・
でも、登ってる途中に20分も30分も待ってられないよ。

気を取り直して、稜線への登りに戻ります。
道は流石のメジャールート、よく整備されて歩きやすいです。
王滝の頂上が見えてはいるのですが、これがどうして、なかなか近づいてきません。

振り返ればこの景色・・・つらい登りもこんな景色を眺めながらだと楽しい楽しい。
結果的にはこの登ってる時が今日は1番景色が良かった。
やっぱ、夏山は早く出るに限るね。

9合目避難小屋 6:05

スタートしてから2時間ほどで9合目。
素晴らしい眺めを楽しみながらの登りでした。

ここから一応ヘルメット装着。
9年前の大惨事が思い起こされます。
もし今日噴火したら・・・どれだけ効果があるのか疑問ですがお守り代わり。

あ~あ、雲がどんどん上がってきています。
まだ6時台なのにこれだよ・・・
今年はスッキリと晴れあがった夏山には無縁だなあ・・先々週の烏帽子くらいか・・・

王滝頂上 6:30

王滝の頂上に到着。
ここから剣ヶ峰までの区間は、今年になって通行規制が解除されたようです。
せっかくなので最高峰の剣ヶ峰まで行っておきます。

シェルターがいくつか設置されていますが、絶対に使いたくない・・・
いつまでも大人しくしててくれよ~~~。

剣ヶ峰 7:00

3時間ほどで剣ヶ峰。
まだ時間が早いので人気もまばら、神社の境内のような山頂です。
あまり山頂らしくない。

見えるものはといえば・・・あ~あ、やっぱり雲が上がってきちゃった。
眺めはいいのですが雲海かあ・・・雲海も綺麗ですが、やはり遥かに連なるたくさんの山々を見たかったなあ・・

というわけで、御嶽山はちょっと残念な結果になってしまいました。
ただ、眺め自体は独立峰ゆえに素晴らしく、天気次第では周囲に遮るものとてない360度の絶景が望めるはず・・
登山道も整備完備で登りやすく、登りにかかる時間は3時間ほど。
なんといっても田ノ原の涼しさは感動もの。
来年の夏も何回か避暑に訪れそうです。
そのついでに登っていくか・・そんな感じで登れるお山です。

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