今年の夏も天気が安定しない日々が続いています。
なんとなくアルプスに行く気がしないので、地元の山でお茶を濁していまいます。
高ボッチ高原は標高1600mまで車で行けて、手軽に諏訪湖と富士山が見れる撮影スポットとして人気があります。
今回はあえて車ではなく麓から歩いて上がっていきました。
車の道(高ボッチスカイライン)は道幅が狭く、車同士のすれ違いに神経使うのです。
藪が多くて夏の里山感100%のむさくるしい道から高原に上がってみれば、夏雲湧きあがる、これぞ夏山!といった展望がひろがっていました。
お目当ての諏訪湖と富士山も、雲が多めながら一緒に眺めることができました。
大した期待もせずに登った割にはかなり満足度の高い山行になりました。
2022/7/29(金)《高ボッチ高原》
ブリーズベイ塩尻(6:50)~高ボッチ山(9:10-10:30)~ふれあい広場(10:45)~見晴らしの丘(11:00)~ブリーズベイ塩尻(13:30)
駐車場
ブリーズベイ塩尻の駐車場
※ホテルは休業中のため駐車は余裕、この日は我々だけ。
トイレ無し
休業中のブリーズベイ塩尻から出発。
残念ながらこちらの施設は休業中、本来なら下山後の温泉が楽しみなんですが、今回はそれは無し。
いつか営業再開してほしいものです。
出発地のホテルの標高が約1000m、目指す高ボッチ高原までは標高差にして600mといったところ。
まあ、完全に里山といった雰囲気で、取り付きから登山道の脇にはワサワサと藪が繁茂しててかなり不快。
早く爽やかな高原を歩きたいものです。
30分で一旦林道に出たら左へ進んで・・
すぐにまた登山道へ・・
歩き始めて1時間半で牧場の端に出るのですが、登山道は牧場の中に入らないで牧柵に沿ってトラバースするようについてまして・・・
冬は道を無視して牧場を直登できて、しかも展望も開けて気持ちいいのですが、牧場に入れないんじゃ話になりません。
仕方ないんで道に沿って牧場の脇を延々と30分のトラバース、この区間があまりにもつまらなさすぎて次はないな、このルート。
道も場所によっては草に覆われてる場所があったりして不快そのもの。
つくづく牧場を歩ける冬がいいなあ・・・
結局、高ボッチ高原まで展望がないままに歩かされる酷道でした。
しかし、いざ高原に出てみれば夏雲がもくもくと湧く文字通りの夏山で、遠くの山々には雲がかかってますが視界は良好でした。
まったく快適でなかった登山道でしたが、高原の爽やか冷気に包まれながら歩いていると、何でもなかったような気がするのが不思議。
麓から2時間強で高ボッチ山に到着。
諏訪湖と富士山見えるかなあ・・
おお~、雲がまとわりついてるけどしっかり見れました♪
諏訪湖の上に富士山がバッチリ、南アルプスも頂上付近に次から次へと雲が湧いては消える、まさに夏山といった風情、これはこれでいいもんです。
山頂では撮影したり昼食を食べたりして1時間ほど滞在しました。
風もなく、暑さもまだそれほどでもなかったので気持ちよく過ごせました。
山頂をあとにしたら、天気もいいので高原を散策してと。
山頂以外にもいくつか展望が効く場所があるのを発見しました。
ふれあい広場・・・ここからも諏訪湖と富士山は良く見えました。
山頂が混んでたらここで撮影するのもいいね。
草競馬場の駐車場(第1駐車場)から至近の「見晴らしの丘」が1番のお気に入りになりました。
次回からはここで撮影しようかなと。
ベンチもあるし、駐車場には綺麗なトイレもあるし(和式水洗)、この日は平日だからか誰も居なくて最高でした。
土日は混むのかなあ・・・
景色を堪能したら再び第2駐車場まで戻って、最近リニューアルした高ボッチのメイン施設の確認。
正面の建物がトイレで、洋式水洗の綺麗なトイレになってました。
右の建物は管理棟で、自販機があるのと、建物内でアイスキャンディー(200円)が売っていたので思わず買ってしまいました。
ちょっとレトロな感じのアイスキャンディー、美味しかった!
キャンプも出来るようなので興味のある方は是非どうぞ。
夜は涼しいよね~。
下山は登ってきた牧場方面には向かわず、ひょうたん池経由のルートで。
こちらのルートは終始幅広の道で、藪の鬱陶しさはないのですが、石ころが浮きまくってて踏んだ石がゴロゴロ動きまくります。
スリップしないように結構神経を使う道で、登りのルートも良くなかったけど、こっちも難ありです。
どっちもどっちですが、長いトラバースがないのと、足元は不安定だけど藪がないのはありがたいので、夏はこっちがいいかな。
逆に冬は牧場が突っ切れるので、登りに使ったルート一択ですね。
天気が不安定なので地元の山で遊んできましたが、思いの外展望が楽しめて意外な感じでした。
今度は自転車にキャンプ用具満載してキャンプできたらいいなあ・・・などと妄想ばかりたくましくしてる今日この頃です。
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