今年(2020年)の1月下旬に、松本市から山形村に移ってきて、早くも半年以上が経ちました。
これまでのアパート生活から、持ち家へと生活は変わったのですが、半年経ったところで、以前と今の光熱費の違いを整理してみたいと思います。
元々、家を買おうとした動機は、生活にかかるランニングコストを削りたい、という部分が大きかったので、家賃も含めて、どれだけ節約出来ているか、大いに気になるところです。
節約よりさ、もっと働けば?
私たちの家は一条工務店というハウスメーカーで建てました。
全館床暖房が標準仕様、抜群の高気密、高断熱性能を謳っており、寒冷地に属するであろう当地(冬は-10以下になることも)では、非常に魅力的に映ったのも事実。
で、実際の所はどうなんだろう、検証してみたいと思います。
我が家(i-smart)の概要 21坪の平屋です
我が家が購入したのは一条工務店の「i-smart」というモデル。
全館に床暖房が標準装備されており、一条で1番の売れ筋モデルと認識しています。
これを21坪の平屋で建てました。
間取りはこんな感じ。
不動産広告的には2LDKというのかな。前に住んでいたアパートと同じ規模ですね。
これに屋根一体型の太陽光発電が14Kw載っている形です。
夫婦2人ということで、一般的な家からすると随分小さいと思います。
その分、固定費は抑え気味になると思います。
床暖房の設定温度
引き渡しが真冬の最中だったこともあって、入居した時からGWまで床暖房はつけっ放しです。
設定温度は25度前後、寒さに応じて微調整する感じでした。
ほかの一条ブログでは、真冬でも半袖で過ごせるような温度設定で過ごす方もいるようです。
うちの場合は、外との温度差が有りすぎると出不精になると言い訳して、部屋のなかでは【フリースを着て寒くない】を目安に温度管理をしていました。
こういうところに生来の貧乏性が出てきますね。
半袖が良いな・・・(遠い目)
また、間取り図の右上の部屋は、普段使っていないので床暖房は切っています。
ということで、初年度はかなり抑制気味に、ちょっと震えながら暖房を使用していたデータとなります。
今年は2月限定で、思いっきり快適気味にシフトした、データを取ってみたいと思います。
2月が楽しみだね!!
エアコンはどうか
さすが信州。
今年の夏が例年に比べて猛暑なのか、よく分からんのですが、夜についてはエアコンの必要は感じなかったです。
7月は長雨のおかげで気分はともかく、気温的には過ごしやすかったのでエアコンの出番なし。
8月はまあ例年並みの暑さなのかなあ。
今年は自宅待機が続き、昼間に家にいたこともあって、5日くらいエアコン稼働しました。
それでも22時くらいには切っていましたね。
ということで、夏場の消費電力は他の地方に比べると少なめだと思います。
では、いよいよここ半年の光熱費を振り返ってみます。
安くなったのかなあ・・・
一条工務店の【電気代】1月~8月 2020年
妻の家計簿を拝借いたしまして、我が家の光熱費、以下の通りです。
上の1月と2月は、引っ越す前のアパートの光熱費です。黒色の帯はガス代です。これはオール電化の家に引っ越したので、そっくり無くなりました。
冬季(1月~GW)床暖房稼働中の電気代、
1月の電気代が9827円。
入居が1月26日。その割には多い気がします。
これは恐らく、家を引き渡すときに、寒いままではマズイので、事前に床暖房をつけていたこともあると思います。一条の床暖は家全体が温まるまでに5日くらいかかるといわれていますし。
それにしても、入居してからせいぜい5日くらいしか生活していないので、この月のデータはあまり気にする必要はないかな。
2月が11646円で、3月が11074円。
ここから本格的に生活を始めてからのデータです。
2月と3月がほぼ一緒。3月に入っても、こちらでは体感的に全く春を感じられませんしね。朝なんて特に。まあ納得かな。
4月が9133円。やはり4月になると寒さも幾分和らぐので、若干安くなりますね。
でもまだまだ朝は凍れるので床暖は切れないんですよね。
それにしても、後で検証するけど、床暖房使って真冬の電気代11000円代ってかなり安い気が・・・今までのガス代と灯油代も込みって考えるとそんな感じがするぞ。
夏季(GW~8月)床暖房停止中の電気代
5月から8月にかけて、床暖房を切った期間、ほぼ5000円くらいで推移していますね。
やっぱり床暖房の影響力は大きいですね。
一方で、エアコン使用の5日間の電気代は全体に埋没して、さほど影響はみられませんね。
やはり、当地での電気代節約は冬が肝要、ということだと思います。
冬は夏の2倍以上の電気料金を覚悟ですね。
以上、電気代はこんな感じでした。
山形村の水道料金について
ここで山形村の水道料金についてですが、2月と3月の請求額が4653円と、全く同一の料金です。
これは偶然の一致ではなく、冬季は凍結のため検針が出来ないため、あらかじめ決められた料金で請求し、4月分の支払いの時に清算する方式だからです。
やはり山形村は、松本市に比べると水道代は高いです。
松本時代の水道代は、「大体4000円を見ておけばお釣りがくるかな」というぐらいですが、山形村では6000円は覚悟しておく感じ。松本の1.6倍くらい?
人が少ないもんね、仕方ないか・・・
あと、7月と8月の請求額が異常に低いのは、村独自の景気対策として、水道代の減免措置があったからです。
懐には非常にありがたい措置ですが、こういうデータの比較をしようとすると、少し困ってしまいます。
ということで、水道代については1か月6000円で考えていこうとおもいます。
うちは所謂ZEH住宅なのか?
皆さんはZEH住宅ってご存じですか。
ZERO ENERGY HOUSEの略で、家庭内のエネルギー収支がゼロの家という意味らしいです。
要は「使う電力=太陽光で創る電力」となる家のことを言うようです。
うちは太陽光発電を搭載していますので、この機会に計算してみました。
売電価格 164560円(3月~8月)
電気代 62132円(1月~8月)
うげ、売電凄いことになってるな。
差額、別に計算しなくてもいいか。
10万円くらい、黒字ですね。水道代5万としてもまだまだ余裕ですね。
ZEHに関しては申し分ないことは確認できました。
でも10年後には保守費用で10万以上かかるみたいだしあまり手放しで喜べないのも事実。
初期費用250万円もかかってるし、末永く働いてくださいよ。
お前もな
アパートとの比較 電気代
松本市民だった頃の家計簿です。
去年(2019年)1年分のデータを持ってきました。
アパート時代はガスがあって、冬はそれに加えて、暖房で石油ファンヒーターも使っていたのでややこしいですね。それにしてもガス高いな。
とりあえず暖房用の灯油代は1か月2000円で考えておきます。
水道代については、自治体によって料金が変わるのは仕方ない面もあるので、この際考慮から外して、
純粋に暖房、調理、入浴などのエネルギー消費に関わる部分を見ていきたいと思います。
冬季(2月~GW)の比較
2月からが本格的な新居での生活ですので、2月からみてみます。
2月 アパート 電気5831円 ガス13357円 灯油2000円 合計21188円
一条の家 電気11646円
差額 21188-11646=9542円
3月 アパート 電気4625円 ガス12735円 灯油2000円 合計19360円
一条の家 電気11074円
差額 19360-11074=8286円
4月 アパート 電気4272円 ガス13564円 灯油2000円 合計19836円
一条の家 電気9133円
差額 19836-9133=10703円
夏季 (GW~8月)の比較
5月 アパート 電気3634円 ガス7432円 灯油0000円 合計11066円
一条の家 電気5135円
差額 11066-5135=5931円
6月 アパート 電気3277円 ガス7290円 灯油0000円 合計10567円
一条の家 電気5284円
差額 10567-5284=5283円
7月 アパート 電気3657円 ガス7147円 灯油0000円 合計10804円
一条の家 電気5217円
差額 10804-5217=5587円
8月 アパート 電気4200円 ガス6717円 灯油0000円 合計10917円
一条の家 電気4816円
差額 10917-4816=6101円
まとめ
驚いたことに、アパートのガス代が新居の電気代を全ての月で上回っていますね。
一条の電気代は風呂沸かしたり、料理したり、すべてのエネルギーに関与しててこれですよ。
やっぱガス高い、そして一条の電気代安い!!
こうして書きだしてみると、光熱費にかんしては、床暖房稼働中は1か月あたり9000円くらい、それ以外だと5000円くらい、アパート時代より安くなったことが分かります。
水道代が松本市より2000円高いことを考慮しても、床暖房稼働時で月7000円、それ以外で3000円程、固定費の節約に成功している、と言えそうです。
特に、冬に関しては、光熱費だけ見るとほぼ半額近くなっているので、省エネ住宅の面目躍如といっていい結果が出ていると思います。
とはいえ、比較対象のアパートに恵まれた面(2重ガラスもない築30年物)もあるので、この程度の結果は出て当たり前なのかも知れませんが。
雨漏りした時はビックリしたよね
ただ、この寒い長野県で、冬の光熱費が床暖房込みで月1万円ちょっと、というのは安いとしか言いようがないと思います。
前回の冬は、先ほども書いたように、節約気味の温度設定だったので、今冬は、もう少し快適側に振って、また違ったデータを取ってみたいと思います。
今年はあったかそうだよ・・・ムフっ
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対象は2020年1月以降に新築マンション、新築一戸建てを契約した方々とのこと。
ただ、住宅の地域が限られていて、首都圏、関西、東海地方のみ。
残念ながら長野県は対象外、あらためて田舎の悲哀を噛みしめる日々・・・
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