【一条工務店】不在時の床暖房をどうするか?最低温度(15℃)と、普段の温度(28℃)で放置してみた結果・・・

一条工務店

一条工務店で20坪の平屋を建てて3年経ちました。

なんといっても満足なのが冬の床暖房、寒さが厳しい信州ですが、これがあるから冬が楽しみだったりします。
ただ、床暖房って稼働したらそのまま春まで稼働しっぱなし。
たまの長期休暇に家を空ける際、みんなどうしてるのかな?

電気代がもったいないからと、切ってしまったら水道管の凍結が心配だし(特に信州では)、さりとて主が居ない家をせっせと暖めているのも業腹だしなあ・・・

まあ、電気代が気にならない太っ腹な人にはどうでもいいことでしょうが・・・・
こういうことは人一倍気になる小市民としては、せめて最低温度設定で出来るだけ電力消費を抑えるって辺りが精一杯の妥協点。

そんな訳でこの年末年始、1週間ばかりスキー場に籠っていたので、その期間を最低温度設定(15℃)で放置してみました。

また、その後も幸運なことに4日ほど連休があったので、今度は比較のため普段の設定温度(28℃)で放置してみました。

そして、帰ってきた時の冷え具合以前の温度に戻るまでの時間、この期間の電力消費量はどうだったのか検証してみたいと思います。

最低温度設定(15℃)で戻ってきた時の体感 「まあ寒くはない」

※まず前提条件として、ここでいう温度設定とは、室温ではなく床下を流れる温水の温度設定という点です。
ですので一条の床暖房で設定できる最低の温度設定が15℃、といっても部屋の温度を15℃に設定できるわけではありません。
この点がちょっと面倒で、一体何度に設定すれば部屋の温度がちょうど良くなるかは、慣れと経験で各自で体得する必要があります。

という前提で、1週間のスキー場籠りから帰ってきた1月4日の19時、我が家のリビングの温度は12.2℃でした。
暖かい車内からすぐに家に入ったのもあって、体感的には暑くも寒くもなく至って普通。

ただ、この時期に外から帰ってきた時に必ず実感する、「ああ~あったか~い、床暖房ありがてぇありがてぇ」っていうような感覚は当然なかったです。

それでも、朝はマイナス10℃まで冷え込むこともある極寒の信州山形村。
「思ったより家の中寒くないな、少し安心した」というのが正直な感想でした。

参考までにこの日の松本の最高気温は3.4℃、天気は晴れだったようです。
その分、部屋が温まっていた可能性もありますが。

そして早速30℃まで設定をあげますが、当然すぐには温まらないので、室温は寝るまでほぼ12℃のまま。
下半身はユニクロのアンダーウェアにズボン、上半身はダウンで過ごします。
手がかじかんだり、耳が冷たくなるようなこともなかったので、充分にしのげるなと・・・

あとは翌朝何度まで上がってるか・・・・

翌朝6時半には17.3℃まで上昇 昼には平常運転に復帰してました

気になる翌朝の室温ですが、6時半の段階で17.3℃、一晩で5℃上がっていました。

だいたい19℃から20℃くらいがこの時期の朝の室温なので、いつもの感じまであとちょっと・・
19℃いかないとやっぱりちょっと寒い感じ。
まだダウンは脱げません。

それでも太陽が昇るにつれ順調に室温は上がっていき、昼にはいつもの状態に戻りました。

今回の検証では、帰ってきた夜と翌朝をしのげば通常の室温に戻るのが確認できました。
これぐらいならちょっと我慢してもいいかな・・と思っちゃいますね。

一方で次の4連休は普段の設定温度(28℃)で放置していたので、帰ってきた時は当然いつも通りの暖かさ、何の不都合も感じませんでした。
しかしね・・・なんというか・・・
「4日間も無駄に暖めていたのね・・・」と、後ろめたいような感覚も覚えてしまうんですが・・・

なにはともあれ、あとは消費電力にどの程度の差があるのかですよ・・・

最低温度で放置すると普段の4割くらいの消費量でした。

もっとも気になる電力消費量。

一条アプリだとこんな感じ。

赤が年末年始の最低温度で放置したもの、黒がその後の4連休に比較のため28℃設定で放置したものです。

12月29日の朝から1月3日までは完全に放置状態の消費電力量です(赤)。

この6日間の1日当たりの平均消費量は10.8kWh

対して去年の1月の平均が29.7kWhでした。

データ的には普段の3分の1くらいの消費で済んでる計算になります。

あと気になるのは15℃から30℃に上げた時の電力消費です。

暖め直しの消費電力は10.8kWh→39kWh、4倍近い消費量

4日の夜に帰ってきてすぐに30℃に上げたわけですが、注目すべきは4日から翌日の5日にかけての電力の伸び。

特に5日に関しては39kWh、これは6日間の平均の4倍近い消費量、1月の平均より10kWhも多い計算になります。
ただ、この消費電力自体は、去年の1月13日に記録した去年の最高消費電力量とほぼ同じくらいだったりします(38.97kWh)。

これをどう評価するか・・・・

そしてその後は一旦落ち着いて、1日おいて4連休。
ここで比較のために28℃設定で4日間放置しました。

28℃設定で放置したら2倍以上の消費電力でした。

もう一度1月の消費電力・・・

1月7日から10日まで、またまた4連休があったので再びのスキー場籠り・・・

この4日間の消費電力の平均が22.54kWh(黒枠)。

最低温度の平均が10.8kWhだったので、2倍以上の電力を消費している結果に・・・

う~、もったいねえなあ・・・

もちろん、天候などもあるので一概にいつも2倍以上の消費量かっ⁈・・・ていうと正確な所は分かりませんが。

ただ、この期間は両方とも全く家には不在、一切の生活はしていません。
純粋に家だけが佇んでいた状態ですので、床暖房の負荷の強弱が、電力消費量に直結している割合は大きいと考えます。

やはり、長期間の不在時に、「床暖房をそのまま」ってのは考え物のようです。

まとめ

なにしろ完全に放置していたので、風呂や料理など熱を生むことは全くしていないし、床暖房以外で大きな電力を使うとしたら冷蔵庫くらい。
今回、最低温度と28℃設定では2倍以上の電力消費があるのが判明しました。

やっぱり床暖の温度設定は電気代に直結しますから。
もうね、「床暖房をそのまま」で家を長期空けるってのはないかなあ・・・

具体的には、15℃から30℃に上げる時に余分にかかる電力量を30kWhくらいと見積もると、2泊3日くらいであればそのまま、3泊以上して、初めて15℃まで下げたほうが経済的になるかも・・・そんな感じですかねえ。

うん・・2連休や3連休程度であれば、そのままでよろしいようでございます。

家やマンションを購入した方へ・・・5000円もらえるお得なキャンペーン

まったく羨ましい話です、アンケートに答えるだけで5000円分のギフト券がもらえるキャンペーン。

対象は2020年1月以降に新築マンション、新築一戸建てを契約した方々とのこと。
ただ、住宅の地域が限られていて、首都圏、関西、東海地方のみ。
残念ながら長野県は対象外、あらためて田舎の悲哀を噛みしめる日々・・・

下記バナーから申し込めるので、家やマンションを購入した人はチェックしてみてください。


コメント

タイトルとURLをコピーしました