今週末は日本海側で天気降り坂。
今年は雪の日が多くてスキー好きにとっては願ってもない良いシーズンなんですが、たまには晴れた山に登ってみたいと、お手軽に登れる入笠山へ・・・
春になってザラメになるまでは雪が悪いので、スキーは使わずに歩きで。
降りの心配がないのでこれはこれで気楽なもんです。
太平洋側の山ということで、一番のお目当ては富士山!だったのですが、残念ながら気温上昇によるためなのか、高い山々には霞がかかって山岳展望はイマイチでした。
それでも流石に人気のお山、終始完璧なトレースをアイゼン効かせてサクサク登って降ってと、久しぶりの山歩きを楽しめました。
今回のルート 沢入登山口から往復
【入笠山】
2022年3月5日(土)
沢入登山口(6:40)~入笠湿原(7:50)~マナスル山荘(8:10)~入笠山(8:40ー9:45)~沢入登山口(11:00)
標高差500m
頂上まで2時間(往路)
頂上から駐車場まで1時間15分(復路)
富士見パノラマのゴンドラは使わずに沢入登山口から標高差500mを往復。
歩き始めからトレースばっちり、終始アイゼン着用でした。
駐車場情報 沢入登山口
富士見パノラマリゾートに行く途中に「入笠山登山口」の看板があるので、それに従います。
道はすれ違い充分なくらいの幅はあり、除雪も入ってました。
駐車可能台数は20台くらい。
この日は6:30の時点で6台。
トイレは冬季間は閉鎖、いつから開くかは不明。
歩き始めから雪道、トレース完備の高速道路
少なくともゴンドラで上がってくる人よりは早く登りたいと、6時40分にスタート。
今年の雪が多いかは積雪期が初めてなので分かりませんが、最初から雪道、しかもトレースばっちり、さすがに人気のお山です。
3月に入ったとはいえまだ朝は冷え込み、トレースはカチコチ、すぐにアイゼン装着。
アイゼンの爪を効かせながら快調に歩きます。
1時間ほどで入笠湿原。
まだゴンドラ組は来てないようで湿原は静寂に包まれていました。
マナスル山荘から本格的な登り(30分程ですが・・)
湿原からマナスル山荘までは山道と林道に分かれますが、10分ほどなのでどちらでも大差なし。
アップダウンがない林道のほうが若干楽かな・・・
驚いたことに湿原のトイレも、マナスル山荘近くのトイレも、どちらも使用可でした。
マナスル山荘からは30分ほどですが本格的な登りがスタート。
とはいえ、雪道は足の置き場を悩むことなく登れるので夏よりも楽なくらい。
「ちょっと疲れてきたな」と思う頃には頂上に到着です♪
雲一つないのに春霞に覆われて頂上は展望なし・・・
そんな頂上は春霞に覆われてまして・・・
雲一つない青空なのですが、どうも山々の展望がよろしくありません。
正面の八ヶ岳と南アルプスが薄っすらとシルエットが拝めるほかは、名だたる山々は全く見えず、もちろんお目当ての富士山も・・・
う~、富士山見たかったのに・・・
ともかく展望が開けるのを期待してコーヒータイムとします。
そのうちに靄が晴れるかと期待していましたが、1時間待っても好転の兆しどころか風も強くなるし寒いしで散々。
諦めて下山しました。
まあ、こんな日もありますわ。
登り2時間、降り1時間強の絶景のお山、雪山ハイク入門にはピッタリ
先シーズンの入笠山が良かっただけに、今回も絶景を期待していたのですが残念な形になりました。
けれどもお手軽な感じは雪山になっても変わらず、トイレはあるし、ゴンドラ使えば更にお手軽、雪山の入門だったりシーズンの歩き初めに最適な山だなと。
次回はしっかり富士山拝ませてもらいますよ~。
コメント