【ファットバイク】乙見山峠から笹ヶ峰キャンプ場へ 2021/7/23(金)~24(土)

ファットバイク

今週はオリンピックのおかげで世間は4連休。

我が家は金曜からの3連休だけですが、天気予報は晴れマークが続いており、どこに行くのもOK。

連日の暑さを避けて、高い山に行きたいのは山々ですが、猛烈な混雑が心配です。

それならばと、どこかの高原で避暑がてらキャンプに行くことに。
この4連休でどこのキャンプ場も激混みだろうけど、その中でも笹ヶ峰なら2000人収容とのことで、ゆったりできそう。
連休に出遅れた我々は、駐車場が心配だったので、小谷温泉から自転車で山越え。

久々のファットバイクに荷物満載、ダートの林道も楽しんじゃいました。

【FATBIKEでキャンプ】ファットバイクの本領発揮!ダート林道で峠越え 乙見山峠から笹ヶ峰キャンプ場へ

ファットバイクで長野県から新潟県へ

小谷温泉の雨飾荘(標高1000m)から乙見山峠(標高1510m)を越えて笹ヶ峰キャンプ場(標高1300m)へ。
ファットバイクにキャンプ用具を満載し、1泊して帰ってくる行程。

この林道は長野側はほぼ舗装路で、新潟側はほぼダートという対照的な路面状態。
小谷から峠までは素直に登るのみですが、峠から笹ヶ峰までは、最初に4kmほど下ったあと、8kmに渡って緩やかなアップダウンが連続し、一筋縄ではいきません。

全体的に傾斜はそれほどキツクなかったですが、崖にガードレールなどがないところも多く、結構ワイルド。
そこはファットバイクだったので少しは安心、楽しく乗れました。

雨飾荘から笹ヶ峰キャンプ場へ 7/23(金)

雨飾荘の露天風呂駐車場 8:10

旅の起点は小谷温泉の雨飾荘。
露天風呂の駐車場に停めさせてもらいます。
4連休の真っただ中ですが、駐車台数は数えるほど。
有名な雨飾山の登山口は、まだかなり先なので、ここは平和なもんです。
我々は右に降っていく林道を行きます。

ファットバイクに荷物満載。
今回もオルトリーブのサイドバッグが大活躍。
テントやらシュラフやら、何も考えずにボンボン投げ込んでOK!の優れもん。
防水性も併せ持ち、本当に重宝します。

自転車はサーリーのアイスクリームトラック
幅12㎝の極太タイヤが重量物をものともせず、荒れた路面もなんのその。
あとは脚力さえあればどこでもイケルって感じ。

8時50分、峠旅に出発。
ちなみに妻の自転車もサーリーのファットバイク、パグスレー
こちらも10㎝のタイヤ幅があるので、ダート林道でも安心です。

夏が本気モードで。
暑すぎて30分もかからずに1回目の休憩。
この先が思いやられますが、この後は日陰も適度にあり、少しはマシになりました。

乙見山峠まで、最後の2km弱が気持ちのいいダート道。
これまでの舗装路も傾斜は緩めで、通る車も少ないのでかなり登りやすい。

ファットバイクといえど、所詮は自転車。
乗る人によって、漕いでいけるところと行けないところ、あるんです。
あまり無理せず、辛ければ歩くのが1番。

乙見山峠 11:00

乙見山峠・・・峠といった風情は全くなく、トンネルで通過です。
なにかあるのかと思ってましたが本当に何もなかった。

下から8km、2時間10分で到着。
思ったよりも楽だったという印象です。

トンネルを抜け、笹ヶ峰へ向かう途中、眺望がひらけて。
あの湖のあたりが今日のお宿(笹ヶ峰)かな。
峠越えの醍醐味ここにあり。

笹ヶ峰まではアップダウンの連続。
「峠を越えればあとは降るだけ」と思っていたので、心の中は「こんなはずでは・・・」という想いで一杯。
それでも辛抱してペダルを回していれば、いつかは到着するもの。

笹ヶ峰kキャンプ場 12:40

12時40分、4連休の車で溢れかえる笹ヶ峰キャンプ場に到着。

小谷温泉からは4時間弱、峠からのアップダウンが誤算でしたが、マズマズ楽しい道でした。

思いがけず早く着いて、チェックイン(13時~)までまずは1杯。
ビールは管理棟に売っていました(350ml400円)。
よく冷えてて生き返ります。

フリーサイトは、まだまだ張る所たくさん残ってました。
運よくベンチの側をゲット。
今回はテーブルやら椅子やら、普段の山では持っていけないグッズを持ってきましたが、ベンチが使えるにこしたことはない。
オートキャンプ場はほぼ初めてだったのですが、ベンチがあまり使われてなくてビックリ。
みんなタープ張って、立派なテーブルや椅子もってきてるからかな。
なんにせよ快適に過ごせます。

ちなみにテン場代はサイト使用料1050円一人あたり420円プラス。2人で合計1890円でした。

テントを張った途端に雷雨に見舞われましたが、1時間程で晴れてきました。
ベンチが乾くまでは、持参してきたテーブルとイスが大活躍。
テントは狭いので、やはり外で過ごすのが快適。
標高1300の高原といっても、日中はテントの中にいると暑いですしね。

ベンチが乾けば遠慮なく使わせてもらいます。
夕食はパスタ、調理も広いテーブルで快適でした。

笹ヶ峰キャンプ場、4連休の割りには空いてたのかなあ。
まあ、森の中で展望は無いので、そんなに人気ないのかもしれませんが。
テントはまだまだ張れる感じだし、夜は寒いくらいで安眠できました。
避暑に来るにはかなりいい所だと、個人的には思います。

笹ヶ峰牧場を1周してから帰路へ 7/24(土)

翌朝は5時起床。
昨晩は9時くらいに寝たので休養充分、空身で早朝ライドに出発です。

笹ヶ峰牧場を1周しようと。
自転車なので、歩きに比べればかなり楽。

森のなかの気持ちいい道をファットバイクで。
爽やかな早朝ライドを満喫です。

清水ヶ池

清水ヶ池からの絶景、朝日に輝く山々。
火打山とか焼山かなあ、この辺は詳しくないのでよくわかりませんがウットリするような光景、最高の朝のスタートです。

笹ヶ峰キャンプ場 8:10

1時間半の楽しい早朝ライドを終え、テントを撤収、荷物満載で再び峠越えです。
昨日の道を帰るだけなので、気持ち的には余裕があります。

昨日も立ち止まった、笹ヶ峰が遠望できる場所。
「思えば遠くに来たもんだ」ってね・・・峠越えのロマンにしばし浸ります。

この林道、長野側のダートがいい感じ。
土が堅く締まってて、タイヤがよくグリップするし、ハンドルも楽、ファットバイクの浮遊感を思う存分味わえます。
対して新潟側はダートの距離こそ長いけれど、砂利がばらまかれたような所が多く、そういう所はタイヤがズルズルずれて油断ならない感じ。
やっぱり土の林道がいいなあ・・もう少し長ければ最高なんですが。

雨飾荘駐車場 10:50

笹ヶ峰から2時間40分、出発地に戻ってきました。
やはり道の様子を知ってるというのは大きいですね。
思ったより余裕をもって走りきることが出来ました。

ここは下山後、すぐに露天風呂で汗を流せるのが最高。

峠越えして笹ヶ峰・・・それほど混んでなかったし、なにより夜が涼しいのが1番。
キャンプ場では景色は楽しめませんが、今回のように牧場に行ってもいいし、遊歩道もそこかしこにあるので、少し足を延ばしてみてもいいかも。
もちろん、秋の紅葉も楽しみ。


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