天候不順につき、絶景は諦め花を求めて鼻曲山へ。
レンゲショウマが咲いてて、そろそろ終わりということでダメ元で行ってみました。
里山らしいワイルドな道を1時間半、頂上直下の急斜面にお目当ての花がしっかりと咲いててくれました。
群生というにはまばらな生え方でしたが、うす紅色のぷっくらとしたかわいいお花を間近に見れて、天気が思わしくない中の山行としてはまあ満足な形に。
そろそろスカッとした秋空のもと、山歩きを楽しみたいものです。
二度上峠の駐車場
駐車可能台数はわずか5台。
朝7時ではゼロ、下山時(11時頃)は満車でした。
休日はすぐに満車になるでしょうが、峠の前後に駐車出来そうなスペースがいくつかあります。
トイレ
なし。峠から高崎側に1km降りて行った浅間隠山の駐車場には簡易トイレあり。
7時の駐車場にはまだ誰も停まってませんでした。
今日は金曜日なのでこんなもんか・・
レンゲショウマは先週がピークだったようで、今週は少し落ち着いたのかも。
それにしてもいきなりの浅間山、あとから振り返れば展望はこの時が1番よかったのが悲しい・・・
7時20分出発。
小さなアップダウンを繰り返しながら、まずは氷妻山まで。
ちょうど1人分が歩けるような幅の笹道を辿ります。
時々、こんな風に笹の勢いに押され気味の箇所も・・・
足元が見えないので登りはともかく下りは嫌だなあ。
40分ほどで最初のピーク、氷妻山に到着。
アップダウンでほとんど標高を稼げず、まだ100mも上がってない。
ここから少し下って、鼻曲山への登りにとりかかります。
ここの登山道全般に緩いところが多いのですが、所々に出てくる急な所が侮れません。
ここ最近雨が多かったせいもあるけど、足元ズべズべでスリップしそう、慎重にこなしていきます。
里山は大抵こんな感じ、北アルプスのメジャールートばかり歩いてると、こういう道は本当に嫌になりますね。
もう8月も下旬だし、ちょっとは涼しくなったかと思ったけどかなり蒸し暑くて・・
笹がうるさい急登を登ったり、蒸し暑かったり、花を見るのも楽じゃないねぇ・・・
そんな快適ではない道を1時間半、鼻曲山への最後の急登に差し掛かったところから、お目当てのレンゲショウマに出会えました。
この急登、標高差は50mくらいかな、その登山道沿いにまばらにひっそりと咲いてる可憐な花々・・・
登山道のすぐ脇にいくつか、多くはちょっと離れた所にあるので、遠いのは遠くから眺めることにして、近くの花をよく眺めておきました。
この花を見たのは初めて。
ぷっくらと可愛いお花、色も薄紅色で派手過ぎずさりとて地味過ぎず、なかなかいいじゃないの。
結構珍しいようで、かなりの人気があるようです。
帰りにすれ違った人からも、咲いてるかどうか聞かれましたから、みんなこれ目当てで来るんだろうなあ・・・
記録を見る限りではお盆の辺りが最盛期だったようで、確かにちょっと花の勢いは衰え気味、ド派手な群生はなく、ポツポツと咲いてる感じでした。
最盛期がどんなかは、よく分かりませんが、今回のそれでも充分に楽しめました。
完全についでですが、一応、鼻曲山にも登ってと。
案の定、展望はいまいちでしたね。
登山口では浅間山がくっきり見えてたのに・・・
まあ、ここはレンゲショウマの山だよね。
そんなわけで展望のない山頂からさっさと下山。
降りてくる間にも6組くらいの登山者とすれ違ったので、当然駐車場は満車でした。
まあ、5台くらいで一杯だからねえ・・
鼻曲山って8月が一番混むだろうし、今日のような平日でこれじゃ、休日はどうなっちゃうんだろ。
峠の前後に数ヶ所、何台かは駐車できる路肩スペースがあるけどすぐ埋まっちゃいそうです。
何しろ「早めに着くのが吉」なことは間違いないですね。
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