今年の11月に2回目の車検を控えていた我がエブリィ。
この際、後部座席を外して、4人乗りから2人乗りに構造変更しました。
前回の車検は、購入店であるビッグモーターにお願いしたのですが、構造変更を伴うと追加料金が2万円ほど掛かってしまうとのこと。
これはちょっと痛すぎる出費、何とかならんものかと色々ネットで検索したところ、自分でも出来そうだったのでトライしてみることに・・・(それにしてもネット時代で便利になったもんだ)。
結果的には自賠責やら重量税やらの、絶対に掛かってくるお金以外では、手数料を1,800円取られただけ。
無茶苦茶安上がりでした。
書類を揃えてしまえば、後は検査場内で検査員の指示に従いながら流れ作業のように進むので、普段まったく車の整備などしない私でも問題なく対応できました。
なんでもっと早くユーザー車検に挑戦しなかったんだろう・・・・
車検というと、かなり本格的で専門的な検査だと思っていたのですが、今回の印象では本当に外形だけって感じ、要は規格に則った車かどうかを見ているだけで、故障を未然に防ぐための点検にはなってないなと・・・
おかげで私のような素人でも車検に受かることは出来ましたが、あまりにもあっけなかったので、かえって不安になります。
どのみち定期的な点検整備はついてまわるし、浮いた車検代で、その分しっかりとした整備に回すのがいいのかもしれません。
今回は、実際にどんな感じで車検が進んだのか、自らの体験をもとに述べてみようと思います。
皆様の参考になれば幸いです。
なお、私の場合は軽自動車ですので、普通車とは異なる点もあるかもしれません、検査場も軽自動車用だし、その点は充分ご注意いただきたいです。
用意する書類は用意して、現場で書く書類は現場で・・
車検場(軽自動車検査協会 松本支所)に行くまでに用意した書類は以下4点。
- 車検証
- 自賠責保険の証書
- 重量税納税証明書
- 定期点検整備記録簿
上記4点のうち最初の3点は失くしてなければ手元にあると思うのですが、最後の定期点検整備記録簿だけが無かったので、ネットでダウンロードして書いておきました。
あとは当日に検査場に行くだけですが、飛び入りはNGで、予約が必須とのことだったので、検査場のホームページから予約しました。
あとは実際に検査場に行ってから渡される書類がいくつか、これらは車検証等を見ながら記入すればOK。
書類に記入する欄も、書類を渡されるときに係りの方が教えてくれたので何の問題もなかったです。
自賠責保険と重量税は車検場で入れた
新しく自賠責保険に加入したり、重量税の支払いも当日の検査場で済んでしまいます。
これについても書類を渡されて各窓口に行くだけ、自賠責については受付のほうで処理してくれました。
重量税を払ったら、棟続きの建物に移動して、すべての書類を提出。
受付票と、これからの検査に使う書類が入っているクリアファイルを渡され、2本ある検査レーンのどちらかを指定されますので、指定されたレーンに車を移動し検査が始まるのを待ちます。
ドキドキの検査本番ですが、結構あっさりと終了
さっそく並んで検査を待ちます。
この日は朝1番の時間帯を予約、8時45分ピッタリに受付に行ったのですが、なにぶん初めてだったので結構時間がかかってしまいました。
並べたのが9時10分くらいだったかな。
ほとんどが業者風の車だったので、皆さん流石に手馴れてますね、ちょっと出遅れた感じ。
15分ほど車の中で待ちましたが、いざ検査が始まってしまえばあとは流れに乗って、あっけないほど簡単でした。
最初の排気ガスの検査は、自分でブローブを排気管に差し込みますが、あとは車に乗ったままで、係員の指示に従っていれば基本的にはやることなし。
クリアファイルの書類への記入も、係員がやってくれるのでボールペンも使いませんでした。
敢えて言えばブレーキの検査の時、フットブレーキなのか駐車ブレーキなのか混乱してしまい、検査が少し止まってしまったくらい。
その時も、係りの人のアドバイスで、事なきをえました。
検査自体は20分もかからなかったと思います。
無事に検査には合格したのですが、2人乗りへの構造変更があったので、車両の重量を計るためにスペアタイヤを外すように指示されました。
ちょっと焦ったけど、一旦検査場から出て、駐車場でスペアタイヤを外しました。
その後、出口近くの検査員の誘導で検査場に再入場し、無事に軽量も終了。
もしかしたら、また並び直すのかと不安でしたが、うまく対応していただけました。
もうね、検査ラインには次の車が待っているし、1台1台を丹念に検査するなんて、このシステムでは無理ですね。
こんなのが車検だったの?って何だかひどい話に思えます。
これなら業者に頼む必要なんてなかったなあ・・・もうね、金返せって感じ。
まとめ
初めて自分で取った車検、全然難しくないし、なんで今までトライしなかったんだろうと、後悔しきり。
やってみればホントに簡単で、障害といえば平日に休みをとるくらい。
ただ、今回は運よく1発で合格できたけど、これで不適格箇所があったらそんなに簡単ではなかったかも。
一応、不合格だったときのシミュレーションもしてて、だめだったら近くのアルピコ自工に駆け込もうと思っていましたが、杞憂に終わって良かったです。
次はこんなにうまくいかないかもね。
それにしても、法定のお金以外にかかる費用はたったの1,800円!
業者に頼めば1万円以上の代行料金、もちろん、そのついでに色々な所を点検して、修理を提案してくれるので安全安心っていえばそうなんですが・・・
それについては別口で安全点検を受けることにして、車検を通すだけならこれからもユーザー車検で充分な気がします。
まあ、これを機に少しは車の中も見れるようにしておこう。
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