快晴が約束された休日!
お手軽に登れる北アルプスの焼岳、噴火レベルも1に下がっているので今のうちに登っておこうと。
火山ゆえに敬遠気味で、今回がお初だったのですが、頂上の展望は1級品だし、広場からの広大な谷は1面の笹原で開放感も抜群、楽しく登れました。
これで活火山でなければもっと足が向くのですが・・・
【当日の軌跡(2022/9/16金)】↓
駐車場
新中の湯登山口
安房峠への旧道、「中の湯温泉」を過ぎて数キロ先の路肩スペースに15台ほどの駐車スペースあり。
この日は金曜日でしたが、朝4時の時点で8台ほど停まっていて、下山時(10時頃)は満車でした。
※トイレなし。
東京方面からだと沢渡バスターミナル、富山方面からだと安房トンネル入り口が最終トイレと思われる。
登山開始は4時半。
つい最近まではもう明るかったのに、いつの間にかヘッデン歩行になる季節になっていました。
ようやく嫌いな夏が終わって、秋から冬へと、山登りには嬉しい季節が到来してきました。
そんなヘッデン歩行も5時半くらいには終わりました。
それにしてもこのルート、結構な急登で歩き始めから体にこたえます。
とはいえ3時間ほどで山頂まで登れるはずなので、焦らずにノンビリ行きましょ~。
1時間40分で広場に出ました。
ここまでほとんど眺望がなかったのに、ここにきて一気に展望が開けました。
朝日に輝く焼岳がカッコいい!
右のピークが焼岳の北峰、左の南峰は立ち入り禁止で登れません。
その2峰のコルに突き上げる広い谷を登っていきます。
紅葉はまだまだ始まったばかり、それでも緑の笹原で覆われた谷は開放感が抜群で、気持ちよく登っていけます。
振り返れば乗鞍や中央アルプス(?)、こんないい天気で登れて最高の気分。
噴煙湧き上がるコル。
こんなに間近に火山の息吹を感じれるなんて・・・ちょっと怖い感じもします、どうかしばらくは大人しくしててね。
コルからは北アルプスらしい岩々した道が続きます。
もうほとんど終わりですが・・・
稜線に出ると穂高連峰の全貌が眼前に飛び込んできました。
穂高がしっかり見えるのはこの稜線に出てから、本当に最後の最後でした。
あとはこの素晴らしい展望を眺めながら至福の稜線歩き♪
そんな至福の稜線歩きも時間的には10分くらい、焼岳頂上に到着。
さっそく360度の展望を楽しみます。
右は乗鞍岳、左の雲海は中央アルプスかしらん。
何度も登っている乗鞍岳から穂高を見ると、手前にいつも焼岳があるんですね。
その焼岳から穂高を見れば更に迫力も増すってもんで・・
う~ん、乗鞍から見るより数段いいなあ・・・焼岳いいねえ・・・
富山方面に目を向ければ笠ヶ岳が見事、雲海の下は富山平野かなあ・・
この日はまさに当たりの日で、遠く白山まで眺められました。
ホントに絶景の山で、風も穏やかでいつまでも頂上にいたい気分でした。
ただ、頂上自体は平らな部分が少なく、あまり長居できない感じでした。
そして、そこら中から煙が出てるのも不気味だったので、頂上には40分ほど滞在して下山しました。
2時間ほどで下山したのですが、平日だというのに結構混んでました。
下山中も下からかなりの方々が登ってきましたので、駐車場はどんなかなと思ってたのですが、やはり満車でしたね。
これ土日はどうするんだろう・・・とちょっと心配になります。
まあ、我々は土日であればここはないなあ・・・というのが率直な感想です。
それだけ人気がある山ということでしょう。
たしかに3時間ほどで登れる手軽さの割には、頂上からの展望の素晴らしさは1級品ですからね。
これで火山でなければ最高なんですが・・・
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