お盆期間中はどこに行っても人だらけなので、遊びはお休みしてバイトに精をだしておりました。
そろそろ人出も落ち着いた頃合いと、天気の良さそうな日に休みをとって爺ヶ岳に登ってきました。
ここのお目当ては、稜線から眺めることのできる裏剱から立山にかけての峩々たる山容。
日が昇ってからは気温がどんどん上昇し、谷底から湧き上がってくる雲で展望が台無しにならないか気が気でなかったですが、なんとかこの競争に勝利。
すっきりとした夏空のもと、素晴らしい展望を心ゆくまで堪能しました。
2020/8/21(金)北アルプス 爺ヶ岳登山(柏原新道往復)
2021/9/12(日)【爺ヶ岳】扇沢橋から往復(柏原新道)
2022/9/21(水)【爺ヶ岳】小雨をついて上がってみれば大展望が(柏原新道)
〈当日の軌跡↓〉
駐車場
鉄橋(扇沢橋)の両サイド(第1駐車場)にあり、大きいほうが30台(登山口へは鉄橋を渡る)、小さい方(登山口の目の前)が8台くらい駐車可。
他に扇沢へ100mほど進むと第2駐車場があります。
こちらは40台ほどいけるかな。
この日は、大きいほうも小さいほうも朝4時の時点ですでに満車、第2駐車場は7割ほどの駐車率でした。
橋手前のスノーシェッドの出口にも8台ほどの駐車スペースあり。
扇沢まで行けばさらに大きな無料駐車場があり、有料も含めれば、平日ならなんとかなるはず。
下山時(10時半頃)は、登山口周辺の駐車場はほぼ満車でした。
トイレ
簡易トイレが1台ありました(工事現場にあるやつ)。
扇沢まで行けば超快適なトイレあり(洋式水洗)。
今日は平日なので、余裕こいて朝の4時に行ったら登山口の駐車場はなんと満車。
登山口から100mほどの第2駐車場になんとか車を滑りこませて事なきを得ました。
ふう~、危ない危ない、お盆休みはとっくの昔に終わったはずなのに、まだまだお山は沸騰してるようです・・・・
そんなこんなで4時半頃にヘッドランプで出発。
もうね、朝7時には雲がモクモクってのが夏山だからね、出発は早ければ早いほどいいって。
出発が遅かったのでヘッデンは30分ほどでお役御免。
朝日に輝く針ノ木岳とその麓の扇沢・・・
この時間ではまだスッキリ。
このままいってくれよ~。
扇沢からの柏原新道は北アルプスのスーパーメジャールート。
ほどほどの傾斜で、しっかりと整備された登りやすい登山道を、快適に登って種池山荘に到着。
気になる雲ですが、まだまだ下のほうで燻っているようで、この分なら素晴らしい展望の稜線歩きが楽しめそうです。
いや~、山荘から爺ヶ岳までは本当に素晴らしい、何度来ても感動してしまうな。
残念ことに、このチングルマの大群落が咲き誇っている時期に来たことがない・・・
時期としては7月中旬かしらん?
いつも綿毛になってからしか来ていないので、今後のちょっとした目標にしよう。
山荘からちょっと行くとハイマツの向こうにお目当ての裏剱!
くう~、バッチリ見えてるじゃないの~。
オレンジ屋根の可愛らしい種池山荘と、天を衝く峻厳な剱立山連峰との取り合わせ、かっこいいね~。
何度も何度も振り返らずにはいられない絶景・・・
もちろん、剱だけでなく遠く槍穂までも・・・
むむむ・・・・いつのまにか夏雲がじわじわと押し寄せてきてるな・・・これだから油断ならんのだよ夏山は。
とはいえまだまだ視界は良好、左右どちらを見回しても絶景また絶景、なんとも至福な気分に浸りながらの稜線歩きです。
爺ヶ岳には3つのピークがあって、その最高峰である中峰に到着。
南峰のほうが近かったので、どうするか迷ったけど、まだ時間も早いし、せっかくなら一番高い所にしようと。
頂上は10人ほどが定員といったところ、メジャーな山にしては少々狭いのでは・・
あとで南峰にも寄ったのですが、そっちは30人くらいは大丈夫そうでした。
見えるものもそんなに変わらないので、次からは南峰でいいな・・・
そんな中峰からの展望は・・・
正面ド迫力の鹿島槍。
相変わらず均整のとれた美しいお姿・・・いいね~。
遠く穂高連峰も・・・
むむむ・・・・雲が・・・
下界は雲海に沈んで・・・
やはり8時近いとこんな感じか、それでも山はよく見れたので、この時期としては上出来でしょう。
雲海も山に来ないと見れないもんだし、これはこれで結構気分いいもんです。
この後は、前述のように南峰に立ち寄ってから下山。
稜線上を下ってるそばから、雲がどんどん上がってきてて、ついには剱も覆ってしまう有様。
もうちょっと遅かったら頂上で何も見れなかったかも・・・と思うと早出して良かったな。
駐車場問題はありますが、扇沢の車のアプローチが楽なのはポイント高し。
秋にもう一回行っちゃうかな?
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