松本平野からも雪を被った北アルプスが望めるようになり、来るスキーシーズンに胸躍る今日この頃。
夏山シーズンが終わったこの時期は、天気が良ければ里山に登り、怪しければ「MTB(マウンテンバイク)でトレイルライド」が最近のパターン。
そんな今週末は午後から天候悪化の予報でした。
さっそく近くの里山でファットバイクを乗りまわしてきました。
落ち葉サクサクのトレイルライドは、乾いた路面もあいまって爽快そのもの。
「なんならスキーシーズン遅れてもOKよ」なんてね。
ライドの模様を動画にしてみました。よろしければどうぞ♪
ファットバイクに乗っています
我々の所有する自転車の紹介です。
Surlyの PugsleyとIceCreamTrack(ICT)。
ファットバイクというカテゴリーに入る自転車です。
最近は街中でも見る機会が増えましたが、まだまだマイナーな種類の自転車かな。
ファットバイクというだけあって、Pugsleyはタイヤの幅が10㎝、ICTが12㎝。
普通のMTBが6㎝くらいなので、異様なタイヤの太さが人目をひきますね。
特色としては、段差やデコボコなどの荒れた路面を、タイヤの太さで簡単にこなせてしまうことです。
オフロード用のファットバイクはタイヤの空気圧を1bar以下に落とせます(自分は0.5barくらいが好き)。
そうすると、弾力がついた太タイヤは風船のようにポヨンポヨンになります。
これがちょっとしたサスペンションのような役割をはたして、行く手の段差や石をプニョンと乗り越えてくれます。
このフワフワした浮遊感が最高に気持ちいいんですね。
もともとは雪道で走ることを想定して開発された自転車らしいですが、トレイルでも存分に威力を発揮してくれます。
テク無しの我々がトレイルライドを楽しめるのはファットバイクのおかげです。
また、見た目のインパクトから「重そう」という印象を持たれがちですが、走りだしてしまえば意外と軽快です。
ただ、担ぎ上げるとなるとそれは重いですね(笑)。
近くの里山で落ち葉サクサク、トレイルライド
そんな愛すべきファットバイクでトレイルライド。
今回は自宅から車で30分、松本近郊の里山です。
しばらく走ってなかったので空気入れから。
タイヤが太いので空気量が多く、結構疲れます(・_・;)
山道では自転車を押していって、登った道をダウンヒルして帰ってくる形。
ところどころ乗っていける緩い山道です。
紅葉は終わり、森には初冬の気配が漂っていました。
登り始めて50分。
今日の目的地、展望台に到着です。
本来は穂高連峰が見えるのですが、今日はドンヨリ曇り空。安曇野方面もスッキリしません。
ま、このへんは想定通り。
「絶景が望めない日のお楽しみにファットバイク」、ということです。
雨が降らなければOK。
お手軽里山ライドとジェットボイルの相性は抜群。
山頂ではないですが、コーヒータイムと洒落こみます♪(ジェットボイルの関連記事は下をどうぞ↓)
登り50分の一方で下りは10分弱。
なんとも刹那な遊びですが、この時期特有の落ち葉をカサカサいわせながらのトレイルライド。
ファットバイクの浮遊感も味わいながらの至福のひと時でした。(ダウンヒルの模様は動画をご覧ください)
スキーが始まるまであと1ヶ月、早く雪が降ってほしい気持ちと、もう少しトレイルを楽しんでいたい気持ち、相反する思惑がせめぎあう、何とも不思議な心地いい葛藤。
ある意味で幸せな季節を過ごしています♪
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