大辻山(1361m) まさに箱庭!剱立山の展望と紅葉満喫 2020年11月1日(日)

山登り

久々に好天が続いた今週末。

富山プチ遠征2日目です。
この日は前日の弥陀ヶ原への道中で、やたら目立っていた大辻山へ。
1日目 弥陀ヶ原の模様はこちら

大辻山は標高1361m。
ということで今回は雪の心配は無し。
地元で人気の山らしく、下山時は次から次に登ってこられるのでビックリ。
駐車場も一杯。

紅葉もピークで、頂上の絶景は折り紙つき。
「標高差も500m未満」とくれば人気出るのも納得です。


目論み通りの剱立山の大展望と陽光に映える紅葉を満喫です。

当日の模様を動画にしてみました。よろしければどうぞ♪

【ぬいぐるみと行く】大辻山 紅葉のブナ林と立山連峰の大展望。富山で人気の里山でした。

今回のルート 長尾峠から往復

大辻山
2020年11月1日(日)
長尾峠(7:20)~林道9番との分岐(7:43―7:48)~大辻山(9:10~10:10)~林道9番との分岐(11:12)~林道9番登山口(11:19)~長尾峠(11:25)
標高差 約500m
頂上まで1時間50分(往路)
頂上から駐車場まで1時間15分(復路)

長尾峠から長尾山を経由して大辻山へ。
帰りは往路下山ですが、下のほうで長尾山の登り返しを嫌って林道9番のほうへ降りています。
こっちのルートのほうが登り返しがなくてスッキリしてるかも。
ルートは全般的に尾根を直登しているので、傾斜はキツメに感じました。
落ち葉で隠れた木の根が凶悪、何度か足を取られました。

駐車場情報 長尾峠

長尾峠登山口

「国立立山少年自然の家」から5Km弱。
自然の家から先は林道になり、道幅は狭いですが退避スペースは十分にあるので慎重に運転すれば問題ないかと。
路面はアスファルトで比較的良好。

7:10頃の長尾峠です。
この日は1番乗り。
う~む富山の人は朝が遅いな。

11:25の長尾峠

下山時は超満車。数えてみると12台。
これ以外に路駐も多数。人気のお山です。

また、この長尾峠を過ぎて200mほど下ると林道9番登山口があり、その近くにも駐車できます。

林道9番駐車場

こちらは8台くらいですか。

他にも長尾峠までの道中にいくつか広い路肩があったので、他車に配慮しながら駐車は出来ると思います。

トイレ
トイレは無し。

道標に導かれ長尾山経由で山頂へ

峠の駐車場から目の前にある「長尾山登山口」の道標に導かれ出発です。

この辺り、標高950mくらいですが、紅葉は見頃。
朝日に照らされた黄葉が見事。

道はゆるゆると長尾山に向けて登っていきます。
あたりは杉と広葉樹の混成林。

11番の標識。
「自然の家」のオリエンテーリングの舞台なのか、こうしたナンバー標識がそこかしこにあります。
ここが長尾山かな。

長尾山からは林道9番登山口との分岐まで結構降ります。
帰りはこの登り返しが嫌だったので9番のほうに降ることに・・・

とはいえ標高差にして60m、ほどなく分岐到着です。

分岐から10分で奥長尾山。
ここからしばらくアップダウンを繰り返し緩やかに高度を上げていきます。

陽光に照らされ明るい尾根道。

こんな杉も。
立山杉なのか、杉も風情があります。

このあたりのブナ林が雰囲気良し。
まだ若いブナ林、もう紅葉は終わり気味だけど光が当たってキラキラ輝いています。

こんな立派なブナも。
標高低いこんな里山でもブナを多くみれる北陸の山、やっぱイイね~。

登山道は徐々に傾斜を増していき、尾根を直上気味に登っていくように。
木の根が露出したこんな道を辿ります。

木の間越しに下界が見え始め

富山湾まで見渡せるところも。
山肌の紅葉が凄いことになってます。

そんな景色と紅葉を堪能しつつ、ゆっくりと登り続け・・・

長尾峠から1時間50分、大辻山の山頂到着です。
里山というイメージの割には結構な急登が続き登りごたえありました。

山頂からは剱立山が箱庭のように見渡せます

辿り着いた山頂は東に向かって緩やかに傾斜しており、20名くらいは居れそうなまずまずの広さ。
そしてその東側の景色が圧巻。
剱立山の展望台です。

手前に大きく大日岳を配し、左に剱、右に立山。

剱から左に目をやると毛勝3山、間の雪山は白馬かな?

更に左で富山平野を見下ろします。
赤や黄色に染まった山稜がお見事!

今度は立山から右に目を転じて、ドデ~ンと薬師岳。
こっちは逆光気味で写真的には厳しいですが、肉眼では良かったんですよ~。

こんな景色を眺めつつ、今回も大活躍のジェットボイル。
風も無く穏やかな山頂カフェでマッタリです。
ふ~極楽極楽♪(ジェットボイルの紹介記事はこちら

こんな感じで気持ちよすぎる山頂で1時間程過ごしました。
その間も続々と山頂に人が上がってきてて、この山の人気ぶりがうかがえました。

下山は落ち葉と根っこのコラボ、スリップ注意でした

気持ちいい山頂もやがて混みあってくるようになってきて、名残惜しいですが下山します。

登りでも気になっていましたが、根っこが露出した道が落ち葉でよく見えなくなっています。
根っこを落ち葉が覆っていて、不用意に足を置いて「ズルっ」て場面が何度か。
恐る恐る慎重に歩を進めます。

くまこも心なしか不安そう・・・

下山時は登ってた時より光の具合がいい感じ。
明るさを増した紅葉の小道、スリップに注意しつつユックリ進みます。

往きに寄った長尾山はパス、林道に直接降るコースをとります。

11:25無事下山です。
結局は長尾山経由しないルートのほうが登りも降りも楽な印象ですね。
それにしても朝はあんなにガラガラだったのに超満車です。
大辻山の人気のほどがうかがえます。
大人気な富山の里山でしたね。


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